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朝鮮の「自主国防」と日米への影響

投稿者: utsukusiikuninihonn 投稿日時: 2004/11/27 18:42 投稿番号: [4858 / 85019]
前回は、李承晩が朝鮮動乱休戦直前に、米国の撤退を要求し、朝鮮の「自主決定」を強く求め、米国と前線を混乱させたことに触れましたが、その結果は米国側が恐れた通り、米国と韓国の亀裂に乗じて、中国側が攻勢を強めただけでした。

李承晩の自主決定要求を抑えるためには、米国側が「礼儀をまづ尽くすべきだ」との韓国政府関係者の求め(米国側は辟易としつつも)に応じ、日本でも有名なジョージ・ケナンの同僚であるW・ロバートスンが国務省から交渉特使として派遣されました。

休戦の年の七月、ロバートスンはこれ以上の戦争は誰も望んでいないし、得るところもないと説得に努めますが、李承晩はそれから二週間にわたって、これを拒否。ひたすら「自主決定」にこだわりました。また、米国とこういった交渉をしていることが、自分は傀儡ではないことを証明すると、満足していました。

中国は、米国側の混乱を見逃さず、それまでは膠着していた、ほぼ全線で攻勢強化、韓国軍四個師団が集中しているところはほぼ一日で壊乱し、米軍から供与されたばかりのトラック、戦車、装甲車、砲などを殆ど遺棄したまま潰走します。韓国軍は即座に米軍戦車部隊、海兵隊の支援を要請。
パットン将軍の子息らが前線に交代で入り、なんとか中国軍攻勢を食い止めますが、韓国軍と米軍の死傷者は、韓国軍を中心にほぼ四個師団分五万人に及びました。結局、前線は海兵隊が押し戻し、元の位置で膠着しましたが、その時戦車隊を指揮していたS・パットン大尉他米軍将兵は、まったく意味のない戦闘が起きたことに呆れ、その直後に休戦が成立しても何の喜びもなかったそうです。

休戦と同時に、金日成は「米国は敗北した。戦後の復興は国際的な援助と支持によってしか成し遂げられない」と演説、つい昨日まで中国軍に、あまりにも軍事的な知識・才がないことを責められて指揮権を奪われた事や、貧農出身で兵から人気のあった中国義勇軍司令官・彭徳懐から「この戦争についてもう口出しするな」と再々言われた事をひた隠しにすることに狂奔し始めます。



朝鮮動乱における軍人の死傷二百四十万人以上、民間人四百万人とも。
「自主統一」にこだわった南北双方の指導者の見るに耐えない醜態をもって終始したと言って良いでしょう。


朝鮮動乱から50年が経ち、また例の「自主」という言葉が軍事の面でも復活します。

金大中。国防関係者、および士官学校においてたびたび、自主国防の策定を説き、空軍、海軍の作戦領域拡大、それを支える軍備・編成の一新を強く訴えかけました。これまで北朝鮮・中国対策の陸軍中心の体制から、日本など周辺国を意識した軍備への移行を表明。
例えば、当時の海軍任官式での演説です。

「近い将来、韓国海軍は五大洋で展開可能な『戦略機動艦隊』を保有する。イージス艦の建造事業にも着手する。沿岸中心に展開してきた作戦領域を拡大し、韓国海軍の国際的な影響力を強めなければならない」

韓国国防省は大統領令に沿って、国防中期計画では、特定国を名指していないものの「未来の周辺国の脅威に備えるため、海・空軍力を育成する」としました。経緯からも分かる通り、これが北朝鮮・中国には向いていない事は明らかでしょう。また、盧武鉉大統領が忠実にこの政策も継承しており、日本には警鐘がなっているととらえるべきです。

ここのところの対中追従政策、反日政策(北関連、国連関連などおしなべて中国・ロシアと連動、日米に連動せず)の延長上に現れた事で、朝鮮動乱時同様、朝鮮関係首脳は、米日からは理解に苦しむ行動・言動に走る、と見ておいた方が自然ではないでしょうか。
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