盧武鉉大統領が考えている事
投稿者: utsukusiikuninihonn 投稿日時: 2004/11/18 03:47 投稿番号: [4455 / 85019]
盧武鉉大統領の発言、ことに北朝鮮関連、或いは日本に関連した発言が物議をかもすケースがここのところ増えて、この掲示板でも書かれることが多いですね。
特にここ数日、外遊に出てから米国でわざわざ説明した発言、核兵器は攻撃用ではない、テロ国家でない、交渉選択肢の中から武力行使を外すべきだ、或いは国防大臣が北を主要な敵国ではないとしたいとするなど、周辺の耳目をそばだたせる発言を続けましたね。
私は、韓国は金泳三氏の時から不安定になり始め、金大中氏時代に不安定な国家になって、さらに盧武鉉大統領になってさらに不安定になってきていると思いますが、盧武鉉大統領自身の発言は選挙前から今まで実は一貫しているように思います。
突き詰めて言うならば、金大中氏が2000年6月に南北首脳合意した内容そのままだ、と思うのです。
合意内容は、朝鮮半島問題は韓国と北朝鮮で「自主的に」解決する、対話・協議だけにより解決し、双方が経済的に均等に発展できるようにする、などで、それに沿って、南北は以後表面的にも極秘裏にも直接的な折衝を軸に動いております。また、観光によって韓国側からの訪問者数増加、開城工業団地の開発計画のスタート、道路・鉄道の整備、電力、水道関連の整備などを主に現代グループの投資と韓国政府の投資によって遂行し、来年にはほぼ整備を終え、開通する予定でおります。
敵国であり、お互いに侵攻、武力行使もありえるのなら、決してありえない事ですので、盧武鉉大統領にしたら、すべてを雲散霧消させるような事が勢いを得てしまうことはなんとしても避けたいのでしょう。
開城工業団地も既にパイロット部分は完成し、軽工業企業は進出、基盤もそれなりに整備されつつありますね。
恐らく、現在は何とかして京義線の完成を急いで、形だけでも釜山から中国丹東まで一本化したいのでしょう。
その上で、来年の朝鮮解放(彼らにすれば光復)60周年記念に合わせて、中間点か、ソウルで金正日の訪韓を得て、大々的に朝鮮統一のイメージを完成させたいのではないでしょうか?
金大中氏の訪朝以来、その時約束された金正日の訪韓は実現しないままきており、南北合意案件の目玉が抜けた格好で推移しています。これを自身の在任中に、しかも60周年記念に合わせて達成したいのでしょう。そのためにも北朝鮮との諍い、紛争はなんとしてもとめたいのだろうと思います。
ましてや、日米に邪魔される事はどうしても排除したいのだろうと推察できます。
京義線の開通は、単に北との鉄道が連結回復するというだけでなく、中国に鉄道が繋がり、シベリア鉄道に繋がり、ユーロシアへの物流が完成します。ガス・石油などの早期輸送も可能になるわけで、そういった点も考慮しているのでしょう。それを核や拉致問題、難民問題などで帳消しにされたくないのでしょう。それもあって(恐らく中国、ロシアともかなり交渉は進展している。中露は釜山がユーロシア一大物流の基点基地になると煽っているのでしょう)、ここへきて中・露・韓三カ国を並べた表現が増えているのでしょう。
米国側もあまりとやかく言わないのは、元々、元のジェームズ・リリー駐韓大使、或いは前国防長官ペリー、国務次官補ケリーらがいづれも積極的な介入策を考えていなかった事(というよりも、その時点でも韓国側の協力がなく望み薄との考え)を元に、パウエル国務長官も一貫して、危機が発生しない限り、基本的には北に武力行使する考えがない事を表明してきた事に沿っています。これは米国としても韓国が南北合意以降、特に武力行使、或いはそれへの直接支援を放棄している事があって、現実的に選択肢に入らないと考えているためです。権益と興味自体、委任統治前から持っていないという事も背景にあります。
ここへきて、北側でもどうやら体裁を整えて、「普通の国」になりましたと装うための準備を進めているように見えます。中国が西側に門戸を開き、大転換を遂げた時とそっくりですから、この辺がここのところ北と中国の間で頻繁に協議してきた事の反映なのでしょう。
要するに、盧武鉉大統領の頭の中はそういったことだけが一杯で、特に来年金正日を、京義線経由で特別列車で訪韓させ、大々的にソウルで「統一は夢ではなくなった」と式典に臨みたい、それだけなのでしょう。
もはや、少なくとも今は日米の事など、実は頭の中にはない、と思います。
しかし、それが本当に朝鮮の幸福と発展、安定に繋がるのでしょうか?
私は大いに疑問を持ちます。
特にここ数日、外遊に出てから米国でわざわざ説明した発言、核兵器は攻撃用ではない、テロ国家でない、交渉選択肢の中から武力行使を外すべきだ、或いは国防大臣が北を主要な敵国ではないとしたいとするなど、周辺の耳目をそばだたせる発言を続けましたね。
私は、韓国は金泳三氏の時から不安定になり始め、金大中氏時代に不安定な国家になって、さらに盧武鉉大統領になってさらに不安定になってきていると思いますが、盧武鉉大統領自身の発言は選挙前から今まで実は一貫しているように思います。
突き詰めて言うならば、金大中氏が2000年6月に南北首脳合意した内容そのままだ、と思うのです。
合意内容は、朝鮮半島問題は韓国と北朝鮮で「自主的に」解決する、対話・協議だけにより解決し、双方が経済的に均等に発展できるようにする、などで、それに沿って、南北は以後表面的にも極秘裏にも直接的な折衝を軸に動いております。また、観光によって韓国側からの訪問者数増加、開城工業団地の開発計画のスタート、道路・鉄道の整備、電力、水道関連の整備などを主に現代グループの投資と韓国政府の投資によって遂行し、来年にはほぼ整備を終え、開通する予定でおります。
敵国であり、お互いに侵攻、武力行使もありえるのなら、決してありえない事ですので、盧武鉉大統領にしたら、すべてを雲散霧消させるような事が勢いを得てしまうことはなんとしても避けたいのでしょう。
開城工業団地も既にパイロット部分は完成し、軽工業企業は進出、基盤もそれなりに整備されつつありますね。
恐らく、現在は何とかして京義線の完成を急いで、形だけでも釜山から中国丹東まで一本化したいのでしょう。
その上で、来年の朝鮮解放(彼らにすれば光復)60周年記念に合わせて、中間点か、ソウルで金正日の訪韓を得て、大々的に朝鮮統一のイメージを完成させたいのではないでしょうか?
金大中氏の訪朝以来、その時約束された金正日の訪韓は実現しないままきており、南北合意案件の目玉が抜けた格好で推移しています。これを自身の在任中に、しかも60周年記念に合わせて達成したいのでしょう。そのためにも北朝鮮との諍い、紛争はなんとしてもとめたいのだろうと思います。
ましてや、日米に邪魔される事はどうしても排除したいのだろうと推察できます。
京義線の開通は、単に北との鉄道が連結回復するというだけでなく、中国に鉄道が繋がり、シベリア鉄道に繋がり、ユーロシアへの物流が完成します。ガス・石油などの早期輸送も可能になるわけで、そういった点も考慮しているのでしょう。それを核や拉致問題、難民問題などで帳消しにされたくないのでしょう。それもあって(恐らく中国、ロシアともかなり交渉は進展している。中露は釜山がユーロシア一大物流の基点基地になると煽っているのでしょう)、ここへきて中・露・韓三カ国を並べた表現が増えているのでしょう。
米国側もあまりとやかく言わないのは、元々、元のジェームズ・リリー駐韓大使、或いは前国防長官ペリー、国務次官補ケリーらがいづれも積極的な介入策を考えていなかった事(というよりも、その時点でも韓国側の協力がなく望み薄との考え)を元に、パウエル国務長官も一貫して、危機が発生しない限り、基本的には北に武力行使する考えがない事を表明してきた事に沿っています。これは米国としても韓国が南北合意以降、特に武力行使、或いはそれへの直接支援を放棄している事があって、現実的に選択肢に入らないと考えているためです。権益と興味自体、委任統治前から持っていないという事も背景にあります。
ここへきて、北側でもどうやら体裁を整えて、「普通の国」になりましたと装うための準備を進めているように見えます。中国が西側に門戸を開き、大転換を遂げた時とそっくりですから、この辺がここのところ北と中国の間で頻繁に協議してきた事の反映なのでしょう。
要するに、盧武鉉大統領の頭の中はそういったことだけが一杯で、特に来年金正日を、京義線経由で特別列車で訪韓させ、大々的にソウルで「統一は夢ではなくなった」と式典に臨みたい、それだけなのでしょう。
もはや、少なくとも今は日米の事など、実は頭の中にはない、と思います。
しかし、それが本当に朝鮮の幸福と発展、安定に繋がるのでしょうか?
私は大いに疑問を持ちます。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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