「なに、雷に打たれたようなものだ・・」
投稿者: utsukusiikuninihonn 投稿日時: 2004/11/13 12:14 投稿番号: [4189 / 85019]
広田弘毅が絞首刑判決を言い渡された直後に言った言葉です。
「普通の人」と言われ、知る人には外務省同期の吉田茂と比較され、外交、国務とも失敗をとやかくされました。
外務省内部では受けは良く、歴史家などからは評価点は辛い。
一方では、頭山満との関係は深く、軍人以上に国粋的なところも理解していた人間でもあります。
頭山満が満州国からの招待を断った際も賛成したのは広田だけだった、とも。
荻窪に彼が同郷の苦学生達のために建てた浩浩居という名の学生寮は頭山が資金を提供し、お披露目にも顔を出しています。
絞首刑については、オランダの判事らが「最も戦争拡大に反対し、満州国にも首を傾げた人間が何故死刑に処せられるのか?」と強く反対しました。連合軍関係者からもその立派な、弁明しない姿勢は共感と感動を呼んだようですね。蒋介石などからも信頼されたとされるのはその人格故でしょう。
戦争を拡大した軍人達に苦しめられ、最後も道連れにされたようなものだと言う方もありますが、本人はそれは違う、そうではないと言うと思います。広田は軍人を尊敬していましたから。
彼は一生を修養と考えていました。広田のような人間が、事を他に転嫁して他を責めるなどという愚かな考えを持つ筈がない、と思います。
奥様も、「戦争をとめられなかったのは恥ずかしいこと」と言い残されて、命を絶たれております。
立派、としか他に言葉があるでしょうか?
福岡には銅像がありますね。
盧武鉉大統領は、ここでもぜひ昼食をお食べになれば、と思いますが、この「普通の人」の偉大さ、日本人の持つ特質は恐らく理解できないでしょうね、まだ。
これは メッセージ 4185 (chopper8111362 さん)への返信です.
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