(14)日本軍の特質-1
投稿者: foryoufor 投稿日時: 2004/10/31 00:40 投稿番号: [3788 / 85019]
日本軍がアジア各地でおこなったことを考えると日本軍の特質が問題にならざるをえない。一般的に言って、軍隊という組織自体が、他者(敵)を殺し屈服させ支配することを目的としている。人を殺すことを最高の美徳としてたたえる価値観は市民社会の価値観とは正反対のものである。戦争においては、他者(敵)を殺すことを兵士に容易ならしめるために他者を非人間化することは通例である。日本は中国人を「チャンコロ」といって見下し蔑視することによって、英米人に対しては「鬼畜米英」と呼んで、相手を非人間化した。米軍の場合は日本兵をサルに見立てた。ベトナム戦争ではベトナム人を「グーク」と呼んで蔑視した。
また軍はすべてが命令によって動く上下関係の厳しい組織であり、個人の人権・自由を基本とする市民社会の原理(現実にはそうはなっていないにしても)とは異質である。軍隊のなかでは下級兵ほどその抑圧はひどくなる。軍隊内部の抑圧がひどいほど、それが外部の弱者に対する残虐性となって現れる。
軍隊に内在する論理が女性に対する性暴力を生み出す。一般に強姦という行為が加害者の性欲を満たすためではなく、支配欲の充足により「自己実現」(女性の人権を踏みにじる、きわめて歪んだものであるが)を図ろうとするためであることが指摘されている。他者を暴力で屈服させ支配する論理のもとで、軍隊内部で抑圧され疎外されている兵士たちは、占領地の女性(非人間化された対象である)を強姦し、あるいは女性を金で買いに行く。
しかし日本軍の問題を考える場合、こうした軍隊の持っている論理だけでは説明できないものがある。アメリカ軍が日本兵を捕虜にせずに殺害したり、日本人女性に暴行を加えたことは多々あったし、原爆投下をはじめ一連の都市への空襲は一般の民間人を狙い撃ちした戦争犯罪である。しかし、太平洋戦争においてアジアの民衆に対して、日本軍ほど虐殺・暴行など各地で大規模な残虐行為をくりひろげた軍隊はほかにはなかった。捕虜に対する扱いも日本軍とアメリカ軍とでは、経済力だけでは説明できないほど違いがあった。沖縄戦で日本軍が沖縄の人々を虐殺、あるいは虐待したことも日本軍の特徴だろう。いくつかの点から日本軍が残虐行為をおこなった特徴を考えてみよう。
また軍はすべてが命令によって動く上下関係の厳しい組織であり、個人の人権・自由を基本とする市民社会の原理(現実にはそうはなっていないにしても)とは異質である。軍隊のなかでは下級兵ほどその抑圧はひどくなる。軍隊内部の抑圧がひどいほど、それが外部の弱者に対する残虐性となって現れる。
軍隊に内在する論理が女性に対する性暴力を生み出す。一般に強姦という行為が加害者の性欲を満たすためではなく、支配欲の充足により「自己実現」(女性の人権を踏みにじる、きわめて歪んだものであるが)を図ろうとするためであることが指摘されている。他者を暴力で屈服させ支配する論理のもとで、軍隊内部で抑圧され疎外されている兵士たちは、占領地の女性(非人間化された対象である)を強姦し、あるいは女性を金で買いに行く。
しかし日本軍の問題を考える場合、こうした軍隊の持っている論理だけでは説明できないものがある。アメリカ軍が日本兵を捕虜にせずに殺害したり、日本人女性に暴行を加えたことは多々あったし、原爆投下をはじめ一連の都市への空襲は一般の民間人を狙い撃ちした戦争犯罪である。しかし、太平洋戦争においてアジアの民衆に対して、日本軍ほど虐殺・暴行など各地で大規模な残虐行為をくりひろげた軍隊はほかにはなかった。捕虜に対する扱いも日本軍とアメリカ軍とでは、経済力だけでは説明できないほど違いがあった。沖縄戦で日本軍が沖縄の人々を虐殺、あるいは虐待したことも日本軍の特徴だろう。いくつかの点から日本軍が残虐行為をおこなった特徴を考えてみよう。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019565/4z9q_1/3788.html