反捕鯨船 日本船と衝突し沈没

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海の牧場をつくる鯨 ②(ウィキより引用) 

投稿者: maddux766 投稿日時: 2010/01/12 06:57 投稿番号: [3075 / 3732]
鯨はこのように植物プランクトンの光合成を助け、動物プランクトンを増やし、そこに集まるイワシなどの稚魚に栄養豊富な餌を与えて生育を促しており、ここはいわば海の牧場である。この牧場によって小魚と鯨は共生関係を持つと考えられる。例えば、イワシなどは大群を作って行動するが、これはイワシを一網打尽に食べる鯨に都合の良い習性であることから、イワシはわざと鯨に食べてもらうことによって、上述したように総合的なバイオマスを増やし、結局はイワシ自身の数を増やすという戦略を取っていると見られる。このように考えると、イワシなどの小魚は陸地に近い大陸棚の豊富な栄養塩を鯨まで運ぶ一次運搬者であり、鯨はこれらの小魚の一部を食べて排泄することで栄養塩を広く分散させる二次運搬者といえる。このようにして、鯨のいる海域はイワシなどの小魚が必然的に豊富になる。

昔からペルー沖にいたイワシは非常に豊富で、大量に捕ってもほとんど減らないことが知られていたが、本格的に商業捕鯨が開始された時期を境にイワシが激減していった。これは、イワシの稚魚が大量にいたにも関わらず回復しないことから考えて、植物プランクトンのバイオマスが減った、すなわち鯨によるの栄養塩の分散が減ったためと推測される。世界における漁獲量の減少もその海域の鯨の減少とよく一致しており、日本で盛んにクジラ肉を缶詰にしていた頃、ニシンやサンマなどのバイオマスが日本近海から急速に消えていった。[7]

今後、鯨を増やせば漁獲高が増えるかといえば、ある程度の頭数が揃わなければ効果は薄いと考えられる。なぜなら、わずかな鯨による栄養塩の分散では、発生するプランクトンが少な過ぎてイワシなどの小魚が引き寄せられないからである。しかし、世界的な流れとして商業捕鯨が反対されているため、鯨が増えてきているのは確かである。もし、以前のように鯨が回復すれば、大量の栄養塩が海洋に広く分散されることになり、これによって発生する植物プランクトンが巨大なバイオマスとなって、漁獲量が飛躍的に増加するだけでなく、現在問題となっている二酸化炭素の大幅な低減が期待できる。なぜなら、二酸化炭素を軽減させる効果は、多くの研究者に反対されている鉄イオンを人工的に海洋散布する方法とは異なり、鯨は過去がすでにそうであったため安全性に問題がないからである。人類の将来は鯨の回復にかかっているのかも知れない。
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