抗議船と捕鯨船が放水の応酬

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豪、米、蘭は、日本の敵国

投稿者: amaterasu_no_oomikami_xx 投稿日時: 2009/12/17 16:49 投稿番号: [26 / 30]
  SSは、活動方針の対立から環境保護団体グリーンピースを脱退したカナダ出身のポール・ワトソン代表が1977年に設立。クジラ、アザラシなど海洋生物の保護を掲げ、86年にアイスランドの捕鯨船に侵入し2隻を沈めたほか、その後少なくとも2度、ノルウェーの捕鯨船に同様の工作を試みるなど「直接行動」を続けてきた。

  SSはここ数年、豪州に事実上の母港を置くスティーブ・アーウィン号で、南極海での日本の調査捕鯨に対する攻撃を強化。船体を衝突させたり、スクリューにロープを絡ませる危険行為や、薬品や発炎筒を投げ込む操船妨害で、07、08年に日本の乗組員計5人にけがをさせた。警視庁はSS側乗組員4人を威力業務妨害容疑で国際手配している。

  日本側は、一連の妨害を資金集め目的の宣伝とみなし、SSの活動を「環境保護の名を借りたテロ」と非難している。派手な妨害行為で騒ぎを起こし、反捕鯨色の強い欧米メディアを通じて「クジラを守る英雄」像をアピール、欧米豪などでの資金獲得につなげる構図は鮮明だ。

  SSは昨年度の調査捕鯨終了時、毎日新聞の取材に対し、年間活動資金を約350万ドルと回答、「ほとんどが支持者、支援企業からの寄付だ」と説明した。SSのウェブサイトは、日本にも出店している米アウトドア用品メーカー「パタゴニア」や、豪州のビール会社などをスポンサーとして紹介している。パタゴニア日本支社は資金提供について「時期、金額ともに公表できない」と回答した。

  SSのメディア戦略について、調査捕鯨関係者は「SSから衝突してきても、向こうが直ちに『日本がぶつけた』と発表、それが独り歩きしてしまう。かといって、まともに相手にしても、都合よく宣伝に利用されるだけだろう」と語る。

  SSは今年度の妨害活動に新たに高速船を投入、米国のテレビクルーも乗船させるという。SSの妨害によって、日本の過去2年間の調査捕鯨実績は計画頭数の60〜75%にとどまっているが、ワトソン代表は「今回は(計画頭数の)半分かそれ以上妨害するつもりだ」と話している。
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