中国はあと50年は日本を襲わない
投稿者: uncle58jp 投稿日時: 2010/04/23 14:29 投稿番号: [427 / 1025]
中国が明日にでも日本を襲ってくるように考える心配性の人が案外多いですね。でもそれは杞憂ですね。
中国中枢は今、国論が分裂して体制が崩壊に向かうことを神経質なほど心配しています。どうせ全体主義国なんだから、国賊はみんな捕まえて辺境の砂漠にでも送れば片付くんじゃないの、とスターリンなら思うことでしょう。
ところが、中国は政治面では一応共産主義風のたてまえを取っていますが、経済的にはアメリカ並の市場主義になってしまいました。ということは、民衆はそれぞれ市場から自由に衣食料を調達して生きていけるわけで、ここが国から配給を貰わなければ生きていけない旧ソ連や北朝鮮とは大違いのところです。
国の施しを受けなければ生きていけない民衆が国に逆らえないのは自明のこと、それにひきかえ中国では生きてゆくためには国の施しは必要なくなりました。
まして中国は3000年来の暴動の名所とあれば、指導部の不安は、暴動と言えばローカルな農民一揆しかなかった日本では想像がつかない程のものでしょう。
さて、その中国が今日本を襲ったとしても、
①貧富の格差が解消されるわけではない。
②北部の水不足が解消されるわけでもなく、ハゲ山に木が生えるわけでもない。
③各地の河川や湖沼の水質が改善され、公害が解決するわけでもない。
④失業者を吸収する効果はいくらかはあるが、5000万人の失業者を考えれば焼け石に水
というわけで、今中国民衆のストレスの種になっている喫緊の問題は何ら解決しません。
このような条件下で軍事行動を起こしたとすれば、愛国心が強まって民衆が政府のもとにまとまることになるのか、あるいは指導部に対して醒めた民衆が増えてますます統治が難しくなるのか、これは日本にいる者には確かな予測はできませんが、今指導部が腫れ物に触るようにして慎重に押さえている社会の安定状態を流動化させてしまうことは間違いありません。これは中枢部にとっては大きなリスクです。
今、胡錦濤は少なくとも自分の地位、安全を脅かす政敵はなく、習近平世代への権力継承も順調に進んでいるように見えます。経済的にも、内輪ではいろいろあったとしても、取りあえず世界一順調です。つまり彼にとっては「シメシメ」というくらいうまく行っているのであって、ここで一発逆転を狙ってリスクを取る誘因なんか何もありません。
日本は今取りにゆかなくっても、逃げることも隠れることもありません。
ただし、侵攻が永久にないかと言えば、それはわかりません。特に中国が10年前のアメリカと同じように「唯一の覇権国」となった時にはあり得る話です。中国人が善人であろうが悪人であろうが、唯一の覇権国が支配を広げる誘因に駆られるのは古今東西の歴史的事実だからです。
でも、中国が唯一の覇権国になるにはざっとあと50年くらいはかかります。もちろん、それまでに日本の対策は考えなければ行けませんが、そう急ぐこともないでしょう。今の政界、官界、財界の指導者がみんな隠居するかあの世に旅立って、次の世代の優秀な人たちが社会をリードするようになってからで良いではないですか。
もっとも、対策なんか考えなくとも、50年後の日本はもはや侵略に値しない国、例えばギリシャやエジプトのような”昔栄えた遺跡の国”になっている可能性もあるでしょう。
中国中枢は今、国論が分裂して体制が崩壊に向かうことを神経質なほど心配しています。どうせ全体主義国なんだから、国賊はみんな捕まえて辺境の砂漠にでも送れば片付くんじゃないの、とスターリンなら思うことでしょう。
ところが、中国は政治面では一応共産主義風のたてまえを取っていますが、経済的にはアメリカ並の市場主義になってしまいました。ということは、民衆はそれぞれ市場から自由に衣食料を調達して生きていけるわけで、ここが国から配給を貰わなければ生きていけない旧ソ連や北朝鮮とは大違いのところです。
国の施しを受けなければ生きていけない民衆が国に逆らえないのは自明のこと、それにひきかえ中国では生きてゆくためには国の施しは必要なくなりました。
まして中国は3000年来の暴動の名所とあれば、指導部の不安は、暴動と言えばローカルな農民一揆しかなかった日本では想像がつかない程のものでしょう。
さて、その中国が今日本を襲ったとしても、
①貧富の格差が解消されるわけではない。
②北部の水不足が解消されるわけでもなく、ハゲ山に木が生えるわけでもない。
③各地の河川や湖沼の水質が改善され、公害が解決するわけでもない。
④失業者を吸収する効果はいくらかはあるが、5000万人の失業者を考えれば焼け石に水
というわけで、今中国民衆のストレスの種になっている喫緊の問題は何ら解決しません。
このような条件下で軍事行動を起こしたとすれば、愛国心が強まって民衆が政府のもとにまとまることになるのか、あるいは指導部に対して醒めた民衆が増えてますます統治が難しくなるのか、これは日本にいる者には確かな予測はできませんが、今指導部が腫れ物に触るようにして慎重に押さえている社会の安定状態を流動化させてしまうことは間違いありません。これは中枢部にとっては大きなリスクです。
今、胡錦濤は少なくとも自分の地位、安全を脅かす政敵はなく、習近平世代への権力継承も順調に進んでいるように見えます。経済的にも、内輪ではいろいろあったとしても、取りあえず世界一順調です。つまり彼にとっては「シメシメ」というくらいうまく行っているのであって、ここで一発逆転を狙ってリスクを取る誘因なんか何もありません。
日本は今取りにゆかなくっても、逃げることも隠れることもありません。
ただし、侵攻が永久にないかと言えば、それはわかりません。特に中国が10年前のアメリカと同じように「唯一の覇権国」となった時にはあり得る話です。中国人が善人であろうが悪人であろうが、唯一の覇権国が支配を広げる誘因に駆られるのは古今東西の歴史的事実だからです。
でも、中国が唯一の覇権国になるにはざっとあと50年くらいはかかります。もちろん、それまでに日本の対策は考えなければ行けませんが、そう急ぐこともないでしょう。今の政界、官界、財界の指導者がみんな隠居するかあの世に旅立って、次の世代の優秀な人たちが社会をリードするようになってからで良いではないですか。
もっとも、対策なんか考えなくとも、50年後の日本はもはや侵略に値しない国、例えばギリシャやエジプトのような”昔栄えた遺跡の国”になっている可能性もあるでしょう。
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