金賢姫への日本政府の厚遇に異議あり 2
投稿者: mudanaagakidayo 投稿日時: 2010/07/23 18:57 投稿番号: [1138 / 2493]
大韓航空機爆破事件と言うと、翌年の1988年に英北部スコットランドで同じような事件が起きたことを思い出さずにいられない。乗客乗員259人の乗った米パンナム機が爆破された事件のことだ。この爆破テロ事件では、乗客乗員だけでなく墜落現場のスコットランドの住民11人も死亡している。
実行犯の元リビア情報機関の工作員はスコットランドに引き渡され、終身刑の判決を受け、昨年まで服役していた。昨年、金賢姫と同じように恩赦で釈放されたが、米国人や英国人を中心とする犠牲者の遺族は、恩赦及びリビアへの送還に強く反発していた。
米国もクリントン国務長官が恩赦に反対し、オバマ大統領もラジオ番組でこの工作員の釈放を「誤りだ」と批判していた。リビア政府に対しても身柄が移送された場合、「歓待するのではなく、自宅軟禁措置にすべきだ」と警告していた。恩赦されたとはいえ、元テロリストを自由にさせてはならないということのようだ。
日本の法律(出入国管理、難民認定法)では、懲役・禁固1年以上の刑が確定した外国人の入国を認めていない。金賢姫も入管難民法上、当然入国拒否の対象となるが、「特別な事情がある」として特別に入国を許可した。過去にも麻薬所持で入国を禁止されていた歌手やタレントに特例として認めたケースがあるようだが、それでも元殺人犯に認めた前例はないはずだ。
確かに過去に特例で元死刑囚の金大中元大統領が来日したことがあった。しかし、金元大統領の場合、冤罪で、時の軍事政権下での政治犯であった。冤罪でもない、刑事犯の金賢姫とはわけが違う。
聞くところによると、滞在中、警察当局も、日本人を装うため偽造旅券を使い、爆破を実行した彼女を容疑者として事情聴取しない方針のようだ。これも法治国家としては解せない話だ。
金賢姫は事件を日本の犯行に仕立てるため「蜂谷真由美」という名の偽造バスポートを所持し、かつ韓国での取調べでも「日本人である」と白を切っていた。仮に、彼女がバーレン空港で捕まらなかったら、爆破事件は日本人の犯行に仕立てられるとことだった。それほどの恐るべき事件なのにその犯人を事情聴取をしないとは、あまりにも寛大すぎる。
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