我欲を捨てよう 2
投稿者: tekuteko40 投稿日時: 2012/09/07 14:18 投稿番号: [1707 / 6367]
「欲」とは動物の本能のことです。私たちは猿から人間に進化しましたが、まだ進化は完了していません。私たちの心にはまだまだ動物の本能、「欲」が残っています。普段は前頭葉が司る理性によって動物本能を抑えていますが、ちょっとした刺激によって動物本能が前面に顔を出します。目の前に綺麗な女性が現れれば「性欲」が刺激され、前頭葉の働きが弱い人は欲求を抑えられずにレイプをします。親や子、友人などと口論になれば「敵対本能」が刺激され、前頭葉の働きの弱い人は強い敵意を抑えられずにイジメ、暴行、虐待、殺人をします。目の前に異人種が現れれば「縄張り本能」が刺激され、やはり前頭葉の働きが弱いと異人種に対する嫌悪感を抑えられずに威嚇行動をします。白人社会における人種差別、日本における中国人・朝鮮人差別、領土問題、民族問題がこれに相当します。「金欲」を抑えられない政府関係者は、国民の生活向上のための活動よりも賄賂をもらうことを優先させ、税金を無意味な事業に注ぎ込んだり、利権獲得のために安全ではないシステムを安全だと偽ります。残忍な事件やおかしな事故、責任ある立場の者の無責任な行動、イジメや虐待、現代人は前頭葉の働きが非常に弱ってきており、原始人化が進んでいます。なぜ前頭葉の働きが弱っているのか?ひとつには、真似行動が挙げられます。私たち人間や猿、多くの動物は、親や周囲の大人の振る舞いを見て学び、それを真似て集団に適応しようとします。例えばある組織に所属します。その組織では上司、先輩が皆、不正を働いています。この時、新人は先輩たちを真似て不正しなければ、その組織では生きていけません。前頭葉からは「不正はいけない」と信号が送られてきます。しかし動物本能である「生存本能」が、不正しないと組織にいられないと強く働き掛け、前頭葉を抑えます。これを何度も続けると前頭葉の働きは弱くなり、原始人になります。現代社会では高度経済成長期辺りから不正が増加しました。社会が登り調子の時に「不正はいけない」と前頭葉発言をすると、「不正してでも稼げ」という金欲本能が前頭葉発言を嫌悪するようになり前頭葉発言者を攻撃します。社会に適応するためには、前頭葉発言をするより金欲本能を優先するべきだと判断して、前頭葉を押さえ込んでしまいます。そうして私たちは何十年も掛けて前頭葉抑制行動を取ってしまい、原始人に戻りました。
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