尖閣国有化方針に中国が反発

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発言はチンピラと同じ/石原に老残を感じた

投稿者: nukabosi 投稿日時: 2012/07/21 13:51 投稿番号: [1298 / 1314]
毎日新聞   2012年04月20日   東京夕刊
「石原東京都知事の尖閣購入 識者に聞く」より

  ◇“チンピラ”と同じ−−ノンフィクション作家・佐野眞一さん

  都知事も4期目となって、石原さんはもはや、やりたいことがなくなってしまったのではないか。彼は、自分の旗振りで開業し、巨額な累積赤字を抱えた新銀行東京の尻ぬぐいをしようとしない。100億円の税金をつぎ込んだ東京への五輪誘致も、やりっ放しです。

  今回の発言も、自分の小遣いで島を買うならともかく、都が購入する話なのに、事務方や都議会にも説明せず、東京ではなくわざわざ米国で計画を披露するやり方、「ほえづらをかかせる」という言い方は“チンピラ”と同じだと思いました。

  しかし、彼に4選を許してしまった有権者の責任も重い。今回も都庁に発言を歓迎する声が寄せられたと聞きますが、好戦的、攻撃的な発言を繰り返す橋下徹大阪市長が人気を集めるのと、根は同じだと感じます。

  石原さんは、政治的に注目を集めたい時機を狙って差別発言をしてきた経緯がある。今回の発言がどの程度、橋下市長との新党構想や国政を意識したものなのかは分かりません。ただ、わざわざ橋下市長にすり寄るような発言を繰り返しているのを見て、政治家としての力が落ちたなと思いました。

  「太陽の季節」で芥川賞を受賞して以来、彼は日本の戦後において「出ずっぱりの男」でした。そんな79歳の石原さんが一番恐れているのは何か。それは老いです。結局打つ手がなくなってしまったんでしょう。今回、「東京が尖閣諸島を守る」とぶち上げた時の得意満面の笑顔に、彼の老残を感じました。
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