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こりゃダメだわ、新紙面審議会

投稿者: sagam_2001 投稿日時: 2003/06/14 17:45 投稿番号: [9748 / 28311]
6月6日朝日紙面審議会   03年度第一回   (抜粋)

――解説と論調

野中委員:5月16日朝刊の「有事法制」解説記事で.シミュレーションの「A国」は明らかに北朝鮮だ。排外主義や差別感情を助長しないよう考えてもらいたかった。

木村政治部長:露骨には書けないが現実離れも困ると考え、ぎりぎりの書き方をした。北朝鮮は潜在的脅威だが、言い立てればまた脅威が膨らむ。神経をとがらせていかなくてはと思う。

浅岡委員:有事法制では朝日はかなり明確なスタンスを取った。踏み込んだと感じさせる。

若宮論説主幹:社説は民主党案を評価する形で踏み込んだ。内外の情勢変化を踏まえた上で平和を希求しないと、説得力を失うと考えた。

浅岡委員:時代も変化しているが懸念もある。それを厳しく詰める役割が残っていると思う。

若宮論説主幹:その通りだが、一方でテロや北朝鮮問題に国民の不安がある時に、有事法制がまったくない状態を続けるのもどうか。悩みながら論じている。

渡辺委員:イラク戦争や経済課題などで、読売は社長の態度が紙面に鮮明に出ていると読み取れる。朝日は民主的な悩みにもまれながら、ぎくしゃくした路線を取るもどかしさがある。日本の将来の形についてもっとつっこんでアプローチしてほしい。

秋山編集局長:新聞の役割で重要なのはイラク戦争のように、ことの次第を徹底的に調べる検証と、これから進む道を描くことだと思う。読者と共に悩みながら、あるべき姿に近づいていくしかない。

若宮論説主幹:明快な将来像の提示に努力したいが、報道と言論とがごちゃまぜになるのはまずい。朝日はそこをきちんと区別したい。

浅岡委員:内部告発者保護制度についてひとこと。制度の具体的な中身が去年暮れに出てきたのに、それを検討している国民生活審議会での議論のフオローが十分でない。検討委員会報告についての5月8日の社説も物足りなく感じた。報告通りになればマスコミへの内部告発はより難しくなる。メディアはもっと危機感を持つべきだ。

――記者(イラク戦争)の配置

亘理外報部長:バクダッドから撤退させたのは記者の命、安全が第一と考えたからだ。企業内でもフリーでも、それは同じだろう。本社側は臆病なくらいでちょうどいいと思った。地上戦に早くから入ると想定し、強権支配が緩んだ時の民衆の暴動や、逆に戒厳令で動けなくなる事態、「人間の盾」になる恐れも考えた。危険性の判断は会社の責任であり、早めに撤収させた。

野中委員:だがテレビには日本人ジャーナリストが出ていた。新聞記者がなぜいないか、という素朴な疑問に紙面でこそ答えるべきだ。欧米メディアではフリーでなくてもバクダッドに残った記者がいた。

▲有事法制での変節事情も面白い。

▲全体的には「けなし上手で朝日ヨイショ」の野中委員の独演会。

▲委員・朝日共どっちもどっち。二回目以降はどうなるか。

参考
野中委員:フリージャーナリスト
渡辺委員:経済同友会
佐藤委員:東大助教授、比較社会学
浅岡委員:弁護士、NGO代表
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