やっぱ気になるので
投稿者: hole_in_hole 投稿日時: 2003/03/29 19:10 投稿番号: [7830 / 28311]
あと1つだけ言うことにする。
気になったというのは、読売の論評に含まれるメッセージ。
朝日の論評に含まれる陰(?)のメッセージは、あからさまだが、
読売論評の陰のメッセージは、非常にうまく隠されているので、
もしかすると気づかない人もいるかもしれないので
念のために指摘しておくことにした。
千と千尋に関する朝日と読売の論評について。
実際に書かれていることと、読者が受け取るメッセージは、
極めて簡略化すれば次のようになるだろう。
ーーーー朝日の論評ーーーー
この映画は、知恵と友愛の物語である。
そして、ブッシュは、知恵と友愛を知らない。
ーーーー読売の論評ーーーーー
この映画は、楽しく美しい物語である。
そして、この映画を政治と関係付ける事は間違いである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝日の論評からは、次のようなメッセージも導かれ、
読者は、ほぼ無意識のうちにそこに誘導される。そのメッセージとは
「ハリウッドやブッシュの世界観は単純すぎて間違いであり、
それゆえ間違った世界観から導かれたイラク攻撃も間違いである。」
というものだ。
少なくとも、ここらあたりまでは、筆者の意図内だろう。
さらに「アメリカがすることは全て間違いである」
というメッセージも導かれる。
たぶん、ここまでが筆者の意図だろう。
それに対して、読売の論評からは、次のようなメッセージが導かれる。
そしてやはり、読者は、ほぼ無意識のうちにそこに導かれる。
そのメッセージとは、
「この作品を政治と関連付けて考えることは、筆を滑らすことであり、
作品をゆがめることである。したがって、時節の政治的な出来事である
イラク攻撃とは切り離して考えるのが正しい」
たぶん、ここまでは、筆者の意図内だろう。
そして、もしかすると、次のようなメッセージも筆者の意図かもしれない。
それは、
「宮崎監督が本当に言いたいことは、
『世界は生きるに値するところで、美しいものが必ずあるところだ』
ということであるから、監督が語った「千と千尋」のねらい(「正邪の対決が主題で
はなく、・・・」)は、さほど気にとめなくともよい。」
というもの。
宮崎監督が、直接映画についてコメントしているのに、
それを紹介せずにわざわざ鈴木敏夫プロデューサーのコメントを紹介している
ことを考えると、たぶん、筆者の意図だろう。
この論評勝負は、読売の圧勝。
さて、これで本当にこのトピで言いたいことは
完璧になくなった。
今度こそ本当におしまいだ(笑)
これは メッセージ 7783 (rykutukgi さん)への返信です.
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