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国連は将軍さまに機能するか

投稿者: sagam_2001 投稿日時: 2003/03/05 08:41 投稿番号: [7463 / 28311]
▲産経より。“5人を北に返せ”の朝日も“5人は米国より国連でアピールを”と言わないのは内心では分かっているためか?

「イラク問題   米に広がる国連不信」
紛争解決の実績なく…/主要国勝手に軍事行動
「悪平等」で道義が欠如/集団安保も幻想の世界
http://www.sankei.co.jp/news/morning/04int002.htm

>イラクの大量破壊兵器開発に対する国連の無力は米国のブッシュ大統領やパウエル国務長官によって指摘され続けてきた。同大統領は昨年十月の国連での演説で「もし国連が自分自身の誓約を真剣に受けとめなければ、真剣な組織たりえない」と述べ、国連安保理が一九九一年以来、イラクの大量破壊兵器の廃棄を求めるための決議を十六回も成立させながら、すべて無効となってきた現実を強調した。

>米国内では九一年の湾岸戦争でも、もし国連の決議にこだわらずイラクを最後まで攻撃していれば、今回のトラブルはすべて避けられたという見解もある。先代ブッシュ大統領が「武力行使はクウェート解放だけに限るという国連の決議を守ったからこそフセイン大統領は救われ、大量破壊兵器の開発を続けた」(評論家ジョージ・ウィル氏)というわけだ。

>ボスコ教授らが国連の近年の悪の軌跡としてあげるのは(1)九一年にボスニア紛争でユーゴ側がボスニアへの武器禁輸を国連安保理に決議させた結果、ボスニア住民の大量虐殺などを容易に断行した(2)九五年に国連安保理の決定でボスニア側住民が六カ所の「安全地帯」に集められた結果、ユーゴ側の集中攻撃の標的となり、うちの一カ所では国連平和維持部隊が傍観するなかで住民八千人が虐殺された(3)ルワンダの内戦で国連安保理が介入を拒んだ結果、大虐殺が起きたが、この種の虐殺は国連の介入で未然に防げた−というケースなどである。

>安保理の他の常任理事国である中国も国連を無視してインドやベトナムを攻撃し、旧ソ連もアフガニスタンやハンガリーに、フランスもコソボやアフリカ諸国やエジプトに、イギリスもエジプトに、それぞれ国連無視で軍事力を行使した。

>国連が歴史上、悪名高いカンボジアのポル・ポト派による大虐殺やルワンダでの大虐殺に対しなんの実効も発揮しなかった事実を指摘して、「国連はそもそも張り子のトラであり、主要国の行動に政治的口実を与えるだけの存在で、実際の力を発揮するのは米国が軍事力で主導した朝鮮戦争、湾岸戦争のような場合だけだ」(政治評論家ジョージ・メローン氏)と断ずる向きもある。

>一方、米国の識者の間には国連を道義性という点からみて、「加盟国の時代遅れの悪平等の扱いによって独裁国家のリビアが国連人権委員会の議長国になったり、民主主義を踏みにじる中国が安保理常任メンバーとなる道義の欠如が目立つ」(政治評論家モナ・チャレン氏)と批判する声もかなり広くある。国連が体現する集団安全保障もしょせんユートピアふうの建前に過ぎず、世界の平和を実際に守るのは個別の大国の軍事力、抑止力、そして力の均衡だという見解はブッシュ政権の内外にきわめて広範だといえる。
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