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安保理演説での米国支持 2

投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2003/02/20 22:25 投稿番号: [7274 / 28311]
■朝日(2月20日社説)
●安保理演説−米国支持しかないのか
「原口国連大使が国連安保理で『新たな決議』の採択を訴えた。イラクに対する査察を打ち切り、開戦を急ごうとする米英両国への支持表明である。」
「この問題に対する政府の結論がよりはっきり示されたことで、逆にますます腑(ふ)に落ちない思いを募らせている人が少なくあるまい。なぜこの戦争を支持するのか、国民に向けた説明が依然ないからだ。」
「世界のイラク問題への関心は、もはや戦争という手段しかないのか、それとも査察の強化によってイラクを封じ込める方が世界のためかという一点にある。」
「国民にも世界にとっても、うなずけない演説だったというべきだろう。」

冷静に考えれば、フセインが大量殺戮兵器を隠し通したとしても、読者にとっては、たいした問題ではありません。大量殺戮兵器が使われるのは、イラク周辺諸国であり、イスラエルであり、テロ行為を行ったとしてもその標的は米英なのです。何が悲しくてテロの標的になりかねないイラクへの敵対行為の矢面に立つのか。仮に戦争が起こり、イラクが大量殺戮兵器を使えば、そのときには、「イラクは悪だ」といって、イラク攻撃の戦争を肯定すればいいのです。湾岸戦争の時も攻撃が始まるまでは戦争反対を叫びつつ、攻撃は始まるやいなや戦争肯定に変節した朝日新聞。大衆迎合と臨機応変な主張の変節は朝日のお家芸です。

読者にとって、今は平和に酔いしれ、米英が開いたイラクの査察の道を、あたかも平和主義者が開いたがごとく勘違いし続けることは、心地よいことです。厭戦気分は世界的ブームです。そのブームに乗って理想に浸ることは悪いことではありません。朝日は、理想の中に生きてゆきたいという読者の気持ちを見事にとらえていると言えるでしょう。

読者を平和な日本で平和を満喫させる、朝日流の「現実主義」が見て取れる社説でした。
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