安保理演説での米国支持 1
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2003/02/20 22:24 投稿番号: [7273 / 28311]
アメリカはずいぶん損な役回りを引き受けたものです。
不十分とはいえ、イラクに査察を受けさせた力は、偽善者による平和を願う気持ちではありません。イラクは、世界平和に貢献したいからではなく、戦っても勝つことができない米英の強硬姿勢の前に屈するほか無かったから、査察を嫌々ながら、罵声を持ってうけいれたのです。このことを否定する人は世間知らずの子供か社民党議員か日教組の教師ぐらいしかいないでしょう。
では、米英が振り下ろした拳を引いたらどうなるでしょうか。いまですら、積極的に協力をしないイラクが、査察団を増やしただけで査察に協力するようになるのか?過去の査察の経緯をみれば結果は火を見るよりも明らかでしょう。繰り返しますが、査察に実効性を持たせることができるのはミサイルと戦車なのです。平和を望む人々の気持ちにこたえてフセインが平和主義者になることなどありません。
かくして、査察に実効性を持たせるために振り上げられた拳を、米英はしんどくてもおろすことができないという、やっかいな立場に追い込まれてしまいました。米英は、イラクに軍事圧力を掛けて査察を受けさせる実効を発揮し、実際に人員や武器を派遣し、戦争が起こったら自国の兵士をも危険にさらすというリスクを負いながら、自分は金も人も出さないで甘い響きのある平和主義的解決を唱える仏に足下をすくわれた形です。
厳しい現実論と甘い理想論に割れた世論。日本政府も国連安保理で新たな決議をもとめました。朝日・読売両社ともこの点で社説を掲げています。
■読売(2月20日社説)
●安保理討論−事実上の米支持を表明した日本
「米国支持を、事実上打ち出す演説となった。日本の国益を踏まえた、当然の選択である。」
「新決議は、武力行使も視野に、米英などが求めているものだ。査察継続を主張する仏独などとの対立が深まる中で、日本の立場を鮮明にしたと言っていい。『米国の戦争に加担するもの』といった批判も、国内にはある。しかし、日本の置かれた状況を考えれば、これ以外に道はない、と言うべきである。」
「北朝鮮危機が生じたような時には、日米同盟が機能することが不可欠だ。危機に迅速に対応できるのは、欧州でも、中露でも、国連でもない、米国である。冷徹に現状を分析すれば、米国支持は理にかなった判断である。」
読売の社説は非常に現実的です。日本が大戦に敗れ、形ばかりは独立国の形態を保ったものの、実質的に米国の占領地として、あるいは51番目の州として米国に依存してきました。そして、米国の工業経済のおいしいところを吸収し、コバンザメとなって世界第2の経済大国にのし上がったのです。51番目の州という立場を考え、国を共産主義から守ってくれてきた大恩に鑑みれば今回の米国支持は当然であり、もっと言えば、感謝が足りないぐらいでしょう。
そのことを如実に示してしまったのか今回の読売の社説です。北朝鮮に何かあったとき助けてくれるのは米国だから、米国と仲良くしておけ。このような地政学的見地にたった主張は、平和主義者から見ると的はずれですが、現実には的を得ています。
強いものには巻かれろという主張に、読売流「現実主義」が見て取れる社説でした。
不十分とはいえ、イラクに査察を受けさせた力は、偽善者による平和を願う気持ちではありません。イラクは、世界平和に貢献したいからではなく、戦っても勝つことができない米英の強硬姿勢の前に屈するほか無かったから、査察を嫌々ながら、罵声を持ってうけいれたのです。このことを否定する人は世間知らずの子供か社民党議員か日教組の教師ぐらいしかいないでしょう。
では、米英が振り下ろした拳を引いたらどうなるでしょうか。いまですら、積極的に協力をしないイラクが、査察団を増やしただけで査察に協力するようになるのか?過去の査察の経緯をみれば結果は火を見るよりも明らかでしょう。繰り返しますが、査察に実効性を持たせることができるのはミサイルと戦車なのです。平和を望む人々の気持ちにこたえてフセインが平和主義者になることなどありません。
かくして、査察に実効性を持たせるために振り上げられた拳を、米英はしんどくてもおろすことができないという、やっかいな立場に追い込まれてしまいました。米英は、イラクに軍事圧力を掛けて査察を受けさせる実効を発揮し、実際に人員や武器を派遣し、戦争が起こったら自国の兵士をも危険にさらすというリスクを負いながら、自分は金も人も出さないで甘い響きのある平和主義的解決を唱える仏に足下をすくわれた形です。
厳しい現実論と甘い理想論に割れた世論。日本政府も国連安保理で新たな決議をもとめました。朝日・読売両社ともこの点で社説を掲げています。
■読売(2月20日社説)
●安保理討論−事実上の米支持を表明した日本
「米国支持を、事実上打ち出す演説となった。日本の国益を踏まえた、当然の選択である。」
「新決議は、武力行使も視野に、米英などが求めているものだ。査察継続を主張する仏独などとの対立が深まる中で、日本の立場を鮮明にしたと言っていい。『米国の戦争に加担するもの』といった批判も、国内にはある。しかし、日本の置かれた状況を考えれば、これ以外に道はない、と言うべきである。」
「北朝鮮危機が生じたような時には、日米同盟が機能することが不可欠だ。危機に迅速に対応できるのは、欧州でも、中露でも、国連でもない、米国である。冷徹に現状を分析すれば、米国支持は理にかなった判断である。」
読売の社説は非常に現実的です。日本が大戦に敗れ、形ばかりは独立国の形態を保ったものの、実質的に米国の占領地として、あるいは51番目の州として米国に依存してきました。そして、米国の工業経済のおいしいところを吸収し、コバンザメとなって世界第2の経済大国にのし上がったのです。51番目の州という立場を考え、国を共産主義から守ってくれてきた大恩に鑑みれば今回の米国支持は当然であり、もっと言えば、感謝が足りないぐらいでしょう。
そのことを如実に示してしまったのか今回の読売の社説です。北朝鮮に何かあったとき助けてくれるのは米国だから、米国と仲良くしておけ。このような地政学的見地にたった主張は、平和主義者から見ると的はずれですが、現実には的を得ています。
強いものには巻かれろという主張に、読売流「現実主義」が見て取れる社説でした。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.