読売vs朝日 社説対決 場外乱闘編
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2002/12/25 23:08 投稿番号: [6326 / 28311]
12月25日、ちまたではすっかりお祭り状態に入っている、中央公論新社「読売vs朝日
社説対決
北朝鮮問題」に対しての朝日の抗議です。中央公論新社は読売に経営を握られて以来、メディアとしての誇りを捨てて読売の犬に成り下がっています。著者の反対を押し切って書籍の内容から新聞拡張問題の記述を削った事件は記憶に新しいと思います。そして、2001年8月に刊行したのが「読売vs朝日
社説対決50年」という読売万歳の新書です。この書籍は非常にコストパフォーマンスのいいものでした。内容は読売と朝日の社説を並べただけ。それに伊沢元彦が特に意外性のない当たり前の解説を並べる。あるページの解説は次の通りです。
「この問題に関しては読売の社説をそのまま読んで頂ければいい。どちらが正しいか迷うことは全くない。」
脳みそのしわが一本もなくてもこの程度の解説なら書けそうなものです。残念ながらそのほかの解説も多少の脚色こそあれ、モノトーンな印象を受けてしまいます。スポンサーにこびらないと仕事をもらえないという物書きのつらさはわかりますが、ここまで読売に妥協していいのか、と首をかしげてしまいます。しかし、この本は営業的には成功を収めたといえるでしょう。いくつかの書評にも取り上げられましたし、図書館にもおかれました。読売新聞の宣伝をするコンパクトなセールスツールとして重宝されています。
そして2匹目のドジョウをねらってとこの12月に刊行されたのが「読売vs朝日 社説対決 北朝鮮問題」です。朝日に200万部差をつけるというナベツネの野望を実現するべく、拉致で話題の北朝鮮に的を絞った内容です。解説も辺真一、柘植久慶というこの分野に特化したオピニオンリーダーを使うことによって伊沢元彦の時よりも読み応えある解説になっています。前回同様これといって手間もかからないでできあがった手抜き書籍ですが、読売の対朝日セールスツールとして期待できそうです。
営業第一で読売と売り上げを競い合う朝日がこのような書籍を看過することはできません。天下の大新聞、朝日に掲載されることはすべて正しいと洗脳されている読者がこの書籍をみたら大変なことになってしまいます。大衆迎合で見かけの理想主義を唱えていた朝日の社説が白日の下にさらされています。さらに、悪いことは「書籍」という形になっていることです。新聞記事なら読者は数日で忘れてしまいますが、書籍は長期間にわたって読者を増やしてゆきます。また、読者というのはカバーのついた書籍に権威を感じてしまい、信じてしまう傾向があります。嘘や間違いだらけの内容でも、体裁がよければそれなりの権威を持ってしまうのです。
そのため、朝日としては、少なくとも、このような書籍が学校等の図書館に蔵書されることを防ぐだけの理由を日教組の教師たちに与えなければないけません。そのために、この書籍に対して正式に抗議が出されました。さて、朝日に掲載された、その抗議の記事です。
■朝日(12月25日朝刊14版、26面第二社会面中程)
●中央公論新社の新書で 本社が事実誤認と抗議
「朝日新聞社は24日、中央公論新社が発行した新書「読売vs朝日 社説対決 北朝鮮問題」の中に看過できない事実誤認と侮辱的表現があるとして、同社の中村仁社長と編者である読売新聞 論説委員会の朝倉敏夫委員長あてに抗議文を送った。
本社が特に問題にしたのは朝倉氏が書いた「はじめに」で、(1)朝日新聞の社説が北朝鮮の独裁や個人崇拝にはっきりと触れたのは、金日成主席が死去した94年7月が初めて(2)95年ごろ、朝日新聞は女子挺身隊(ていしんたい)を慰安婦狩りの制度だったと『歴史の捏造(ねつぞう)』までして“反日キャンペーン”をしていた――などとされていること。これらは「事実をねじ曲げた極めて不当な記述だ」として謝罪と訂正を求めた。
抗議文によると、朝日新聞は80年10月に金正日氏が後継指名されたときも社説で「金日成崇拝」や「一人体制」に触れており、朝倉氏の指摘は当たらない。
また、女子挺身隊と従軍慰安婦の混同については、韓国での見方を反映して一時期、朝日新聞 の記事にも混乱があったが、同様の混乱は当時、読売新聞を含む他の新聞記事や著作物にも広く見られた。朝日新聞は93年以後、その違いを注意深く伝えてきている。」
「この問題に関しては読売の社説をそのまま読んで頂ければいい。どちらが正しいか迷うことは全くない。」
脳みそのしわが一本もなくてもこの程度の解説なら書けそうなものです。残念ながらそのほかの解説も多少の脚色こそあれ、モノトーンな印象を受けてしまいます。スポンサーにこびらないと仕事をもらえないという物書きのつらさはわかりますが、ここまで読売に妥協していいのか、と首をかしげてしまいます。しかし、この本は営業的には成功を収めたといえるでしょう。いくつかの書評にも取り上げられましたし、図書館にもおかれました。読売新聞の宣伝をするコンパクトなセールスツールとして重宝されています。
そして2匹目のドジョウをねらってとこの12月に刊行されたのが「読売vs朝日 社説対決 北朝鮮問題」です。朝日に200万部差をつけるというナベツネの野望を実現するべく、拉致で話題の北朝鮮に的を絞った内容です。解説も辺真一、柘植久慶というこの分野に特化したオピニオンリーダーを使うことによって伊沢元彦の時よりも読み応えある解説になっています。前回同様これといって手間もかからないでできあがった手抜き書籍ですが、読売の対朝日セールスツールとして期待できそうです。
営業第一で読売と売り上げを競い合う朝日がこのような書籍を看過することはできません。天下の大新聞、朝日に掲載されることはすべて正しいと洗脳されている読者がこの書籍をみたら大変なことになってしまいます。大衆迎合で見かけの理想主義を唱えていた朝日の社説が白日の下にさらされています。さらに、悪いことは「書籍」という形になっていることです。新聞記事なら読者は数日で忘れてしまいますが、書籍は長期間にわたって読者を増やしてゆきます。また、読者というのはカバーのついた書籍に権威を感じてしまい、信じてしまう傾向があります。嘘や間違いだらけの内容でも、体裁がよければそれなりの権威を持ってしまうのです。
そのため、朝日としては、少なくとも、このような書籍が学校等の図書館に蔵書されることを防ぐだけの理由を日教組の教師たちに与えなければないけません。そのために、この書籍に対して正式に抗議が出されました。さて、朝日に掲載された、その抗議の記事です。
■朝日(12月25日朝刊14版、26面第二社会面中程)
●中央公論新社の新書で 本社が事実誤認と抗議
「朝日新聞社は24日、中央公論新社が発行した新書「読売vs朝日 社説対決 北朝鮮問題」の中に看過できない事実誤認と侮辱的表現があるとして、同社の中村仁社長と編者である読売新聞 論説委員会の朝倉敏夫委員長あてに抗議文を送った。
本社が特に問題にしたのは朝倉氏が書いた「はじめに」で、(1)朝日新聞の社説が北朝鮮の独裁や個人崇拝にはっきりと触れたのは、金日成主席が死去した94年7月が初めて(2)95年ごろ、朝日新聞は女子挺身隊(ていしんたい)を慰安婦狩りの制度だったと『歴史の捏造(ねつぞう)』までして“反日キャンペーン”をしていた――などとされていること。これらは「事実をねじ曲げた極めて不当な記述だ」として謝罪と訂正を求めた。
抗議文によると、朝日新聞は80年10月に金正日氏が後継指名されたときも社説で「金日成崇拝」や「一人体制」に触れており、朝倉氏の指摘は当たらない。
また、女子挺身隊と従軍慰安婦の混同については、韓国での見方を反映して一時期、朝日新聞 の記事にも混乱があったが、同様の混乱は当時、読売新聞を含む他の新聞記事や著作物にも広く見られた。朝日新聞は93年以後、その違いを注意深く伝えてきている。」
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.