有事法制反対キャンペーン その3
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2002/05/12 00:05 投稿番号: [3986 / 28311]
・朝日(5月6日14版朝刊、一面トップ)
「海幕、米軍に裏工作 イージス鑑派遣 対日要請促す 4月に幹部『対イラク戦の前に』」
「米軍支援をめぐる制服組の独走とも言える事態で、文民統制の危うい現状が浮き彫りになった。連休明けの有事法制関連法案の国会審議にも影響を与えそうだ。」
有事法制反対キャンペーン第3段、とどめは海幕の裏工作です。身震いするような重大記事です。過去2回のキャンペーン記事は迫力を欠き、「論議を呼びそうだ」と言いながら大した論議を呼ぶことなく終わってしまいました。この記事なら有事法制を確実につぶせるでしょう。
(2面トップ)
「海幕裏工作 文民統制揺るがす独走 日米関係損なう恐れも」
「『米国の意向』をお墨付きにしてイージス鑑派遣を既成事実にしようという海幕防衛部の工作は、今回が初めてではない。昨秋、小泉政権がテロ対策特措法という初の自衛隊戦時派遣立法に踏み切ったときに始まり、日米安保関係者は『海幕はやり過ぎ』という批判が徐々に広がっていた。」
朝日は昨年9月25日朝刊にやはり一面トップの扱いで、「支援艦隊週内にも派遣 インド洋米空母の可能性」との記事を取り上げました。その日のうちに中谷防衛庁長官に否定されそれで終わってしまいましたが。朝日も夕刊2面にベタ記事で小さく中谷長官の否定記事を紹介。多くの読者に憲法違反の自衛隊の行動を印象づけることに成功しました。
「日米安保関係者は『海幕はやり過ぎ』という批判が徐々に広がっていた」という言葉の中で、日米安保関係者とは誰でしょいう。ニュースソースを明らかにしないことにより、権威ある立場の人間との印象を読者に与えることに成功しています。また、「徐々に広がった」というのも曖昧模糊としたよい表現です。不明確な事実を読者に真実であるがごとく印象づけるためには、読者の想像力をかき立てる言葉が有効です。
「結果的にはイージス鑑などの派遣は見送られたが、『海幕防衛部は頑張っている』と評価するタカ派の関係者もいる。だがそれもお門違いだろう。」
さて、またしても朝日の情報隠蔽で隠された「タカ派関係者」です。そもそも、イージス鑑の空母護衛派遣が否定されたのですから、その否定された内容を「頑張っている」とほめようがありません。このタカ派が誰なのか朝日に聞いてみたいと思うのですが、朝日新聞は決して言わないでしょうね。珊瑚事件、石川五右衛門自民党員事件、石原信雄前官房副長官せんべつ事件、鳥取の上淀廃寺事件等を思い出して下さい。阪神襲撃事件でも情報源秘匿を理由に関係文書の警察への提出を拒否し、捜査に非協力だった朝日新聞。朝日新聞にとってソースを秘匿することがいかに重要であるかは改めて言及する必要はないと思います。
このような不明なタカ派を前提にして「それはお門違いである」と叱っています。これは効果的な論法です。前半で根拠希薄な悪役を提示し、後半でその悪役を明確な言葉でたたく。読者は後半の文章を読み終わった段階で、タカ派を悪の存在として疑わなくなります。本来文章というのは前提が根拠希薄だと、その前提で組み上げられた以降の文章は意味がなくなります。しかし、現実の読者の頭の中は間違った仮定や根拠が示されない前提であっても、後半に積み上げられてゆく明快な文章によって、その前提が読者の頭の中でしっかりした事実として強化されます。
しかし、残念ながらこの記事もその日のうちに中谷長官から「事実に反する」とあっけなく言われてしまいました。もちろんその記事も夕刊2面の下に小さくベタ記事扱い、朝刊の1面、2面のトップ扱いとはあまりにも落差が大きすぎます。また、このあとこの関連記事・論説が載ることも今のところありません。すでに指摘もありますが、在日米軍はインド洋に展開する米軍とは指揮系統が違い、働きかけ自体が無意味です。しかし、朝刊1面2面で大々的に取り上げたことにより、自衛隊の危ない体質を多くの読者が理解できたでしょう。そして、ほとんどの読者は中谷長官の否定記事は目にしないですんだでしょう。
「海幕、米軍に裏工作 イージス鑑派遣 対日要請促す 4月に幹部『対イラク戦の前に』」
「米軍支援をめぐる制服組の独走とも言える事態で、文民統制の危うい現状が浮き彫りになった。連休明けの有事法制関連法案の国会審議にも影響を与えそうだ。」
有事法制反対キャンペーン第3段、とどめは海幕の裏工作です。身震いするような重大記事です。過去2回のキャンペーン記事は迫力を欠き、「論議を呼びそうだ」と言いながら大した論議を呼ぶことなく終わってしまいました。この記事なら有事法制を確実につぶせるでしょう。
(2面トップ)
「海幕裏工作 文民統制揺るがす独走 日米関係損なう恐れも」
「『米国の意向』をお墨付きにしてイージス鑑派遣を既成事実にしようという海幕防衛部の工作は、今回が初めてではない。昨秋、小泉政権がテロ対策特措法という初の自衛隊戦時派遣立法に踏み切ったときに始まり、日米安保関係者は『海幕はやり過ぎ』という批判が徐々に広がっていた。」
朝日は昨年9月25日朝刊にやはり一面トップの扱いで、「支援艦隊週内にも派遣 インド洋米空母の可能性」との記事を取り上げました。その日のうちに中谷防衛庁長官に否定されそれで終わってしまいましたが。朝日も夕刊2面にベタ記事で小さく中谷長官の否定記事を紹介。多くの読者に憲法違反の自衛隊の行動を印象づけることに成功しました。
「日米安保関係者は『海幕はやり過ぎ』という批判が徐々に広がっていた」という言葉の中で、日米安保関係者とは誰でしょいう。ニュースソースを明らかにしないことにより、権威ある立場の人間との印象を読者に与えることに成功しています。また、「徐々に広がった」というのも曖昧模糊としたよい表現です。不明確な事実を読者に真実であるがごとく印象づけるためには、読者の想像力をかき立てる言葉が有効です。
「結果的にはイージス鑑などの派遣は見送られたが、『海幕防衛部は頑張っている』と評価するタカ派の関係者もいる。だがそれもお門違いだろう。」
さて、またしても朝日の情報隠蔽で隠された「タカ派関係者」です。そもそも、イージス鑑の空母護衛派遣が否定されたのですから、その否定された内容を「頑張っている」とほめようがありません。このタカ派が誰なのか朝日に聞いてみたいと思うのですが、朝日新聞は決して言わないでしょうね。珊瑚事件、石川五右衛門自民党員事件、石原信雄前官房副長官せんべつ事件、鳥取の上淀廃寺事件等を思い出して下さい。阪神襲撃事件でも情報源秘匿を理由に関係文書の警察への提出を拒否し、捜査に非協力だった朝日新聞。朝日新聞にとってソースを秘匿することがいかに重要であるかは改めて言及する必要はないと思います。
このような不明なタカ派を前提にして「それはお門違いである」と叱っています。これは効果的な論法です。前半で根拠希薄な悪役を提示し、後半でその悪役を明確な言葉でたたく。読者は後半の文章を読み終わった段階で、タカ派を悪の存在として疑わなくなります。本来文章というのは前提が根拠希薄だと、その前提で組み上げられた以降の文章は意味がなくなります。しかし、現実の読者の頭の中は間違った仮定や根拠が示されない前提であっても、後半に積み上げられてゆく明快な文章によって、その前提が読者の頭の中でしっかりした事実として強化されます。
しかし、残念ながらこの記事もその日のうちに中谷長官から「事実に反する」とあっけなく言われてしまいました。もちろんその記事も夕刊2面の下に小さくベタ記事扱い、朝刊の1面、2面のトップ扱いとはあまりにも落差が大きすぎます。また、このあとこの関連記事・論説が載ることも今のところありません。すでに指摘もありますが、在日米軍はインド洋に展開する米軍とは指揮系統が違い、働きかけ自体が無意味です。しかし、朝刊1面2面で大々的に取り上げたことにより、自衛隊の危ない体質を多くの読者が理解できたでしょう。そして、ほとんどの読者は中谷長官の否定記事は目にしないですんだでしょう。
これは メッセージ 3985 (rykutukgi さん)への返信です.