小泉神話は消えた 1
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2002/04/14 04:15 投稿番号: [3470 / 28311]
4月4日の朝日新聞の社説、味わいがいのある文章でした。
・朝日社説
「支持率逆転
小泉神話は消えた」
「朝日新聞が3日に掲載した世論調査の結果は、小泉人気の深刻な陰りを浮き彫りにした。不支持率が1ヶ月前の40%から44%へに増える一方、支持率は4%落ちて40%。ついに支持率と不支持率が逆転したのだ。一時は8割を越える支持率を誇った小泉首相の神話はどこえやらである。」
「普通の首相ならいざ知らず、『自民党を内側から壊す』と言い放っていた小泉氏である。それが党内事情にがんじがらめという図だ。何だあれはただ口先だけのことか、といいたい人も多かろう。」
「世論の支持を背景に党内抵抗派をあぶりだす作戦だった首相の立場が、今逆転して見えるのは皮肉である。どうする小泉さん。ここは起死回生の一手を期待したいものだ。」
待ちに待った小泉首相の人急落。いままでは人気の前に小さくなっていた朝日新聞ですが、不支持率が支持率を上回ると見るや小泉首相を見下した論調の社説となりました。社説から3つの文章を引用しましたが、この内容を見ただけでも朝日の社説執筆者がいかにうれしいか。あるいはこのような反小泉社説を期待していた読者の気持ちに答えるべく、いかに気持ちよく小泉首相を感情的に見下しているかがよく見て取れるでしょう。文中小泉首相の呼び方も使い分けられています。
「小泉首相」は肩書きから権威を臭わせますが、その権威の失墜という文面の中で使われています。
社説最後の「どうする小泉さん。ここは起死回生の一手を期待したいものだ」という表現は圧巻です。「小泉さん」と言う呼び方は一段高い位置から見下した表現です。外相としては無能なため外相扱いしませんでしたが、女性と言うことで特別扱いして、田中外相を「田中さん」、「真紀子さん」と呼びかけていたのと同じです。「ほら、どうする?」とにやにやして、無駄なのをわかっていながら皮肉で呼びかける雰囲気の文脈で使われています。
やはり政治家など読者から見て見下せる対象でなければなりません。今回の社説を読んで読者も日本の政治の代表である首相を見下げる気持ちよさを久々に味わうことができたでしょう。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.
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