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中途半端。

投稿者: nonora 投稿日時: 2002/02/27 21:32 投稿番号: [3132 / 28311]
http://iij.asahi.com/politics/update/0227/011.html
外交機密決裁、川口外相1カ月で3回、前外相半年で数回

なかなか情緒的な見出しです。
川口外相の外交機密費決済が多いと、非難めいたタイトルがつけられています。

『外交機密費の決裁回数は、川口外相が就任1カ月弱で3回なのに、
  在任期間がそれより長い田中前外相は数回だけ――。
  27日の衆院沖縄・北方問題特別委員会でこんな事実が明らかになった。
  川内博史代議士(民主)の質問に答えた。』

書き出しもタイトルをさらに膨らましたような非難めいた調子です。
しかし記事を読みすすめて行くとちょっとおかしい事に気付いてしまいます。


『同特別委で川口外相は「3回くらいあったと思う」と答弁。
  田中前外相については小町恭士官房長が
  「副大臣に上げて、その上で前外相に上げるものについて諮っていた」と説明。
  大臣室に出入り禁止だった飯村豊前官房長に代わった昨年8月以降、
  小町氏自身が田中前外相に報告、説明した案件は「数件あったと思う」と述べた。
  植竹副大臣は自らが決裁した回数について「30〜40回」と答えた。』

田中外務大臣まであがらずに植竹副大臣が決済した回数は30〜40回と、
比較対象が無い為その回数の多寡はわかりませんが、
単純に川口外相の決済回数と田中前外相の決済回数を比較するべき問題で無いことが、
記事をよみすすめていくとわかります。


ちなみに外交機密費とは、
『予算上の正式名称は外務省報償費。外交上の情報収集や他国への外交工作に使われる。』
お金のことだそうです。

そうしたお金の必要性はだれしもが認めるところでしょう。
しかし、外務官僚がそうした公金を不正に流用していた為に
この記事の中にあるように、
『外務省は元要人外国訪問支援室長の公金詐取事件に端を発した一連の機密費疑惑を受け、
  昨年7月分から10万円以上の外交機密費の支出などは
  大臣か副大臣の決裁を仰ぐよう義務づけている。』
となっているわけです。

ただ、単純に、回数が多いから悪いとか、少ないから適正だ、という問題ではないわけで、
その使用目的により適正不適正が決められるのです。

しかし朝日新聞は違います。
見出しで、機密費の決済頻度を善悪の基準にあてはめています。
このあたり、さすが、教条的なものの考え方しかできない朝日新聞、だと、思うわけですが、
ただ、この記事中、前半と後半で、若干トーンがちがう事に気付きます。


簡単に言えば、前半は回数が多いことを非難めいた調子。
後半はただ単純な事実の記述のみ。

このあたり、現場の記者、デスク、見出しをつけた整理部の微妙なやりとりが想像できます。


現場の記者は特別委員会でのやりとりのみを、送ったのではないでしょうか?
そこにデスクが、妙な非難調子をエッセンスとして加え、
整理部では、冒頭のリードしか読まずにタイトルをつけたために、このような見出しになったと。

現場記者の「善意」を信じる僕としてはこのような流れでこの記事ができたと信じたいところです。
現場の記者が、このような最初ッからバイアスをかけ、
しかも中段で決済回数を比較すべき問題では無いという「ヒント」を示しているなんて、
間抜けな方が記者をやっていると、思いたくありませんから。

最初ッから非難めいた調子にするのならば、
『大臣室に出入り禁止だった飯村豊前官房長に代わった昨年8月以降、
  小町氏自身が田中前外相に報告、説明した案件は「数件あったと思う」と述べた。
  植竹副大臣は自らが決裁した回数について「30〜40回」と答えた。』
なんて記述は不必要で、
川口大臣は機密費を頻繁に決済しているという調子にすべきだったでしょう。


まぁ、よぉわかりませんけど、ちょっと不思議な記事でございました。
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