ブッシュ大統領の明治神宮参拝
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2002/02/16 17:43 投稿番号: [3025 / 28311]
さて、朝日新聞の18番「靖国キャンペーン」の関連記事です。
・朝日(2月15日夕刊4版一面トップ)
「明治神宮
米大統領と参拝検討
首相『公式』色彩濃く」
「市民団体の『政教分離の会』が憲法で定めた『政教分離』に反するとして、首相と米国大統領の参拝を取りやめるよう、小泉首相と川口順子外相に申し入れをするなど反対の声が出ている。」
まさに一面で取り上げる価値のある出来事です。靖国参拝の前哨戦、是が非でも盛り上げなければなりません。
でました、やはり朝日新聞の18番、「市民団体」です。この「政教分離の会」はたしてどのような団体でしょうか。西川重則が事務局長を努めています。この西川という人、中核派関連組織の「百万人署名運動」の呼びかけ人に名を連ね、教科書採用反対、靖国参拝反対活動を続けている活動家です。反対派が是が非でも反対するのは毎度のことですが、こうして「市民団体」といわれてしまうと、いかにも中立な組織が反対しているような印象を読者に受け付けることができます。
・読売(2月15日夕刊4版2面左端小さく)
「米大統領の明治神宮訪問
首相、参拝せず同行」
同じ福田長官の発言からこのくらい大きな記事の違いが生じます。福田長官の発言は次の通りです。
「ブッシュ大統領と一緒に日本の首相がお参りすると、首相の公式参拝になるという見方がある。公式参拝は憲法に抵触するという理屈がある。」
同じインタビューから「参拝せず同行」、「参拝検討、『公式』色彩濃く」という全く違った見出しが生じます。実際には今回の分析は読売が正しく、朝日も翌朝には「首相、参拝に同行せず」と報じています。しかし、これをもって朝日の早とちりと一蹴することはできません。朝日は今回の福田長官の発言の意図を理解できていたでしょう。しかし、それをそのまま発言していては記事になりませんし、読者も喜びません。福田長官の曖昧な発言の逆手を取り、同行の可能性の検討の余地を無理矢理引っ張り出して指摘。政教分離で政府を悪役に仕立て、得意の「市民団体」で市民の支持を演出。かくして読者は「また小泉は日本を戦争に巻きこまそうとしているのか」という危惧と怒りを覚え、朝日新聞を楽しみながら読み終えることができるのです。
同じ発言を正直にとらえ2面の片隅に追いやる読売、曖昧性の小さい可能性を大きく取り上げ政府不信を煽り、市民団体まで出して大騒ぎする朝日。記事の作り方では読売も朝日に勝てません。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.
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