軍事費増大、中共はいいけどアメリカはだめ
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2002/02/09 16:53 投稿番号: [2897 / 28311]
2月1日、両紙の社説はブッシュ大統領の一般教書演説についてでした。
・読売
「一般教書演説 一段と重要な反テロと国際協調」
「米国のブッシュ大統領は、就任後初の一般教書演説で、『テロとの戦い』に勝利することを優先課題に挙げた。」
「クリントン前政権は、これらの『ならずもの国家』を刺激しないように『懸念国』と言い換えた。ブッシュ政権の認識は、配慮ではなく当事国の行動こそが問題を解決するというものである。」
「北朝鮮の動向は、日本の安全にも直結する重大な問題だ。日本を射程内に収めるノドン・ミサイルの配備にくわえ、核開発の懸念も解消されていない。北朝鮮の脅威除去に友好は政策を、日米韓で十分に練っておく必要がある。」
「近海での不審船の横行を許している日本の態勢は心許ない。早急に領域警備などを強化する必要がある。」
・朝日
「一般教書 武力信奉を危ぐする」
「イランと北朝鮮は、米国の対テロ戦争に一応理解を示している。演説でいきなりテロ支援国として指弾されては、反発するのも無理はない。」
「ブッシュ氏は演説で、新年度の国防予算案に触れ、この20年間で最大の増額だ、と持参している。こうした武力奉仕の姿勢にも危惧を禁じ得ない。」
まず、非常に大きな違いは読売が「ブッシュ大統領」としているのに対し、朝日は「ブッシュ氏」と、ブッシュ大統領を「大統領」扱いしていないところです。社説で朝日は今回の演説に批判的な論調をしています。「ブッシュ大統領」から「大統領」という権威をはがしてしまうことによって、読者が無意識に感じる畏怖の念を取り払っているのです。こうして読者は「ブッシュ氏」にたいして気安く批判の念を抱くことができるようになります。実際朝日新聞は金大中のことを「金氏」などと表現したことはありません。必ず「金大統領」です。
さて、読売の論調は対テロ戦争に理解を示すと共に、日本の脅威である北朝鮮について触れています。対して朝日は、反発する北朝鮮とイラクに理解を示すと共に、軍事費突出に批判をしています。正反対の社説といえるでしょう。
さて、米国の軍事費増大に批判的な朝日新聞ですが、やはり、中共の軍事費増大を擁護した昨年夏の記事解説と社説を思い出してします。
・朝日
(7月6日夕刊、一面に記事、二面に解説)
「防衛白書 中国の国防費増加警戒 有事法制の必要性強調」
「中国への険しい視線が突出している。それならばなおさら、「日本が中国脅威論に走っている」という誤解を与えない努力が必要だろう。」
「対中外交が十分機能していない現在は中国が対日不振を募らせる恐れがある。」
(7月15日、社説)
「防衛白書 脅威、脅威、脅威……」
「北朝鮮や中国の軍事動向には、確かに不透明な部分が多い。だからといって、その脅威を必要以上に言い立てて両国の警戒心をたきつけ、より大きな脅威を招く。それほど愚かなことはない。両国を国際社会の責任あるメンバーとして迎える努力こそ最良の防衛政策だと肝に銘じるべきだ。」
「そもそも脅威とは何か。弾道ミサイルもそうだが、大気汚染もエイズもエネルギー枯渇も人口爆発も、そして人心の荒廃も脅威である。防衛白書にすべてを求めるのは筋違いだが、折から参院選だ。日本が直面する脅威を総合的にとらえる、視野の広い論議がほしい。それはやはり、政治の責任である。」
中共の武力奉仕を非難することは、中共の対日不信を煽るから良くない、政府はもっとやることがある、と逆に政府を批判した朝日です。
中共の軍事費増大には刺激するなと擁護するが、米国の武力奉仕には「危惧を禁じ得ない」と明確に非難する朝日。中共の軍事費増大に懸念を示すが、米国の軍備増大は北朝鮮を引き合いに出し賛成する読売。
どちらを好むかは読む人の好みでしょう。
・読売
「一般教書演説 一段と重要な反テロと国際協調」
「米国のブッシュ大統領は、就任後初の一般教書演説で、『テロとの戦い』に勝利することを優先課題に挙げた。」
「クリントン前政権は、これらの『ならずもの国家』を刺激しないように『懸念国』と言い換えた。ブッシュ政権の認識は、配慮ではなく当事国の行動こそが問題を解決するというものである。」
「北朝鮮の動向は、日本の安全にも直結する重大な問題だ。日本を射程内に収めるノドン・ミサイルの配備にくわえ、核開発の懸念も解消されていない。北朝鮮の脅威除去に友好は政策を、日米韓で十分に練っておく必要がある。」
「近海での不審船の横行を許している日本の態勢は心許ない。早急に領域警備などを強化する必要がある。」
・朝日
「一般教書 武力信奉を危ぐする」
「イランと北朝鮮は、米国の対テロ戦争に一応理解を示している。演説でいきなりテロ支援国として指弾されては、反発するのも無理はない。」
「ブッシュ氏は演説で、新年度の国防予算案に触れ、この20年間で最大の増額だ、と持参している。こうした武力奉仕の姿勢にも危惧を禁じ得ない。」
まず、非常に大きな違いは読売が「ブッシュ大統領」としているのに対し、朝日は「ブッシュ氏」と、ブッシュ大統領を「大統領」扱いしていないところです。社説で朝日は今回の演説に批判的な論調をしています。「ブッシュ大統領」から「大統領」という権威をはがしてしまうことによって、読者が無意識に感じる畏怖の念を取り払っているのです。こうして読者は「ブッシュ氏」にたいして気安く批判の念を抱くことができるようになります。実際朝日新聞は金大中のことを「金氏」などと表現したことはありません。必ず「金大統領」です。
さて、読売の論調は対テロ戦争に理解を示すと共に、日本の脅威である北朝鮮について触れています。対して朝日は、反発する北朝鮮とイラクに理解を示すと共に、軍事費突出に批判をしています。正反対の社説といえるでしょう。
さて、米国の軍事費増大に批判的な朝日新聞ですが、やはり、中共の軍事費増大を擁護した昨年夏の記事解説と社説を思い出してします。
・朝日
(7月6日夕刊、一面に記事、二面に解説)
「防衛白書 中国の国防費増加警戒 有事法制の必要性強調」
「中国への険しい視線が突出している。それならばなおさら、「日本が中国脅威論に走っている」という誤解を与えない努力が必要だろう。」
「対中外交が十分機能していない現在は中国が対日不振を募らせる恐れがある。」
(7月15日、社説)
「防衛白書 脅威、脅威、脅威……」
「北朝鮮や中国の軍事動向には、確かに不透明な部分が多い。だからといって、その脅威を必要以上に言い立てて両国の警戒心をたきつけ、より大きな脅威を招く。それほど愚かなことはない。両国を国際社会の責任あるメンバーとして迎える努力こそ最良の防衛政策だと肝に銘じるべきだ。」
「そもそも脅威とは何か。弾道ミサイルもそうだが、大気汚染もエイズもエネルギー枯渇も人口爆発も、そして人心の荒廃も脅威である。防衛白書にすべてを求めるのは筋違いだが、折から参院選だ。日本が直面する脅威を総合的にとらえる、視野の広い論議がほしい。それはやはり、政治の責任である。」
中共の武力奉仕を非難することは、中共の対日不信を煽るから良くない、政府はもっとやることがある、と逆に政府を批判した朝日です。
中共の軍事費増大には刺激するなと擁護するが、米国の武力奉仕には「危惧を禁じ得ない」と明確に非難する朝日。中共の軍事費増大に懸念を示すが、米国の軍備増大は北朝鮮を引き合いに出し賛成する読売。
どちらを好むかは読む人の好みでしょう。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.