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天網恢恢疎にしてもらさず

投稿者: kyurokuhachi 投稿日時: 2005/06/19 21:26 投稿番号: [18493 / 28311]
  中国共産党の祖先であるマルクスは、こんな名文句を残している。独裁主義は、必ず野獣の性質を持っており、人間性とは真っ向から対立する。野獣社会は野獣の手段でしか維持できない。

  中国警察に、フランスの思想家・ボルテールの言葉を伝えたことがある。一人の人間は、もし自由の価値、寛容と同情を理解できるようになると、独裁主義国家の空気を吸うことも、忍耐し難いことになる。

  16年前、中国共産党は天安門大虐殺を実行した。中国の独裁体制はいまだに、何の変化も無く存続している。多くの中国人は、とても現実的で、自分の本音を語ることを恐れている。目の当たりにした真実を、明らかにする度胸が無い。私はこの言葉が永遠に真実だと確信している。民主と自由は、勇敢なる民族の特権であり、平凡で、屈辱をひたすら我慢するばかりの民族には属さない。

共産党旗の下で行われた滑稽な入獄儀式

  刑務所の中には、「囚人警察」がいた。彼らは、警察の権利を行使できる、無期懲役や死刑執行猶予の囚人だった。刑務所に入る初日、中国共産党の旗の下で、懺悔し、宣誓する儀式が行われる。「囚人警察」の仕事は、私の行動を監視し、随時警察に報告することである。こんな滑稽なことを真面目に行う国は、恐らく、世界中どこにもないであろう。

  私はかたくなに宣誓を拒否した。5年間、あの旗に頭を下げたことは一度もない。私は、自分の目先の利益のために、魂を売るということを考えたことはない。最後まで、貫いていく。途中で絶対止めないのは、私の人生哲学だ。

友人の支持と信念の支えで、5年間の地獄から生還した

  5年という長い歳月の間、想像を絶する過酷な環境で、生き残れることができたのは、「民主と自由の中国を実現させる」という硬い信念の支えがあったからだ。この信念が無かったら、あの環境では人間は容易に自殺してしまう。なぜなら、生きることは、死ぬことよりも遥かに困難であるからだ。また、私と同じ信念を持っている友の支持が、もうひとつの原動力だった。「自分のために生きるのではなく、彼らのために生きるのだ」と、一人の囚人に言い聞かせたことがあった。

今回のメディアの機会を利用して、私に関心を持ち、支持して下さったすべての友人たち、私の家族、そして同じ信念を持つ多くの人たちに、深く感謝の意を捧げたい。

「天網」を復活させることを誓う

  5年の獄中体験で、私の信念はさらに強くなった。我々を救えるのは、自分たちしかいないのだ。アメリカのルーズベルト元大統領はかつてこう言った。功労は、闘技場で戦った勇士に送られる。今の中国は、闘技場である。民主と自由を勝ち取ることは、勇士たちの共同の志である。

  近いうちに、関係部門に「天網」と「ナーハン網」の復旧申請をする。中国政府が許可するかどうかは別問題だが、私は目標を達成させるまで絶対に挫けない。同志はますます増えているし、必ず成功することを信じている。そのために、例え自分の命が奪われても構わない。

  今の中国の現状を見ると、私たちの努力が足りなかったという原因もある。これからは、もっとかんばって行かなければならない。私たちの子供が、もう独裁社会に生きることのないように、すべての子孫のために、自分の責任を果たさなければならない。
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