社説:夏の終わりに- つづき
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2001/08/28 01:43 投稿番号: [1686 / 28311]
「小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題も、この夏の大きな話題だった。「熟慮に熟慮を重ねた」結果、首相は「終戦記念日の15日に」という言をひるがえし、繰り上げて13日に参拝した。足して二で割ったようなやり方である。ではあるが、参拝後の毎日新聞の電話世論調査によれば、13日の靖国神社参拝について、65%の人が「判断はよかった」と賛成した。国内外からの反発が強かった「15日」を避けたことが高い評価につながった、と担当者は分析する。むろん、右の調査一つで人びとの受けとめ方を結論づけることはできない。とはいえ国内に関する限り、首相の判断が批判を激しく浴びている様子はない。「まあ、いいんじゃない」。世の中、そんな気分なのだろうか。(中略)本質を詰めない。そのまま棚上げする。今年も靖国の問題はそうなりかねない気配である。少なくとも、国内では。」
まずは、「熟慮に熟慮を重ねた」とカギ括弧を透けて引用し、首相が考えていないことを臭わします。過去の社説では明確に「考えていない」としていましたが、ここでは社説のタイトル、クレイジーキャッツの劇の言葉と、「足して二で割ったような(単純な)」という表現から、必然的に「熟考」していないことが連想されるようになっています。首相がいかに考えているかは問題ではなく、朝日の主張と異なる行動をとった以上、その「熟考」を頭から否定してしまうことは気持ちのいい物です。朝日が首相を「熟考」と認めるのは、朝日の主張通り参拝を取りやめた場合のみであることは言うまでもありません。
靖国アンケートで「積極的に取り組んでほしい」26%「慎重にした方がよい」65%との回答を得て、反対派が65%と報道し、ネット上の70%賛成のアンケートを抹殺した朝日。他者の調査でも60%以上が賛成だった靖国参拝ですが、ここで自社主張の一貫性を得るために、足して二で割ったら65%が賛成しているような論調としています。さらに社説であれほど煽っているにもかかわらず、「首相の判断が批判を激しく浴びている様子はない」として自社の論調が国民に受け入れられない理由を、世の中のいい加減な気分のせいにしています。不都合なアンケートデータは削除する、世の中の動きが洗脳内容と違えば世の中の動きを問題視する。「靖国」を「悪」だと洗脳し終えた読者を見捨てない、朝日の心温まる読者サービスです。
「首相は、参拝したことで、問題をあえて自分に課した。夏休みの宿題は早く、きちんと片づけてもらわねばならない。」
受験に朝日。「夏休みの宿題」と言ったキーワードをちりばめ、主要読者層である日教組の教師や学生を喜ばしています。ここですばらしいところは「問題をあえて自分に課した」と決めつけている点です。「あえて」というネガティブな表現を使い、よけいなことをしたという暗示を行っています。「夏休みの宿題は早く、きちんと片づけてもらわねばならない」、この辺はすばらしいエンディングです。家で宿題をためて泣きながら山と積まれた子供を連想するように、小泉首相が朝日から突きつけられた宿題を目の前にすくんでいるような姿が目に浮かぶ表現です。「政策」や「外交問題」ではなく「夏休みの宿題」なのです。
朝日の文章力に洗われるのは私だけでしょうか。
まずは、「熟慮に熟慮を重ねた」とカギ括弧を透けて引用し、首相が考えていないことを臭わします。過去の社説では明確に「考えていない」としていましたが、ここでは社説のタイトル、クレイジーキャッツの劇の言葉と、「足して二で割ったような(単純な)」という表現から、必然的に「熟考」していないことが連想されるようになっています。首相がいかに考えているかは問題ではなく、朝日の主張と異なる行動をとった以上、その「熟考」を頭から否定してしまうことは気持ちのいい物です。朝日が首相を「熟考」と認めるのは、朝日の主張通り参拝を取りやめた場合のみであることは言うまでもありません。
靖国アンケートで「積極的に取り組んでほしい」26%「慎重にした方がよい」65%との回答を得て、反対派が65%と報道し、ネット上の70%賛成のアンケートを抹殺した朝日。他者の調査でも60%以上が賛成だった靖国参拝ですが、ここで自社主張の一貫性を得るために、足して二で割ったら65%が賛成しているような論調としています。さらに社説であれほど煽っているにもかかわらず、「首相の判断が批判を激しく浴びている様子はない」として自社の論調が国民に受け入れられない理由を、世の中のいい加減な気分のせいにしています。不都合なアンケートデータは削除する、世の中の動きが洗脳内容と違えば世の中の動きを問題視する。「靖国」を「悪」だと洗脳し終えた読者を見捨てない、朝日の心温まる読者サービスです。
「首相は、参拝したことで、問題をあえて自分に課した。夏休みの宿題は早く、きちんと片づけてもらわねばならない。」
受験に朝日。「夏休みの宿題」と言ったキーワードをちりばめ、主要読者層である日教組の教師や学生を喜ばしています。ここですばらしいところは「問題をあえて自分に課した」と決めつけている点です。「あえて」というネガティブな表現を使い、よけいなことをしたという暗示を行っています。「夏休みの宿題は早く、きちんと片づけてもらわねばならない」、この辺はすばらしいエンディングです。家で宿題をためて泣きながら山と積まれた子供を連想するように、小泉首相が朝日から突きつけられた宿題を目の前にすくんでいるような姿が目に浮かぶ表現です。「政策」や「外交問題」ではなく「夏休みの宿題」なのです。
朝日の文章力に洗われるのは私だけでしょうか。
これは メッセージ 1685 (rykutukgi さん)への返信です.