台湾人と本気で交流

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nachitakaoさま、三種の本島人

投稿者: cafebangchhunhong 投稿日時: 2005/12/10 10:01 投稿番号: [7519 / 10346]
那智高雄さま、こんにちは♪

今また呉濁流さんの「アジアの孤児」を読んでいます。主人公の胡は日本統治時代の台湾に生まれ、日本に留学、さらに中国にもわたり、最後にまた台湾に戻ってくるのですが…。この本を読むのに、那智高雄さんが書いてくださった日本統治時代の三種の本島人の分類がとても参考になりました。

①国語家庭で全面的な日本化を目指したタイプ
②一般の本島人で皇民化も中途半端。国民党が上陸すると出迎えたが、無知蒙昧で不自由な戦後をおくる。
③日本時代から中国愛国一辺倒の本島人。

「アジアの孤児」の主人公は上記の3つのタイプにあてはまらない人で、日本の終戦間近の台湾で、孤独感を募らせていくようです。

現在、日本人に対して過度に親切で、日本人をおだてて喜ばせることがうまい台湾の人は、日本統治時代の①のタイプと同じだと思います。

②のタイプの人たちは台湾でかなりの比率を占めているようで、私の旦那(台湾人)の母がこのタイプです。
つまり姑さんですが、彼女にいろいろ日本統治時代のことを聞くと、とにかく何のことだったのかさっぱりわからなかったと言います。小学校までしか卒業できなかったそうです。
生活するだけで精一杯、日本人が統治しようが、国民党が統治しようが、とにかく生活を安定させることが大事で、生活の安定を約束してくれる政府が一番よいという認識でした。
台湾独立という民進党の理想も、国民党が目指す反共産主義の三民主義思想も、台湾の庶民にとっては何の関係もないという、非常に現実的な生き方を感じさせます。

学問をするチャンスがなかったので、自分が置かれている時代、歴史的背景を理解することができないまま、ただ時代に流されていく、そんな苦しい庶民の姿を見たような気がします。でも、いろいろな外来政権に統治されたという経験から、日本人には想像できないような精神的な強さ、強靭さがあるような気がしました。
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