nachitakaoさま、「泥濘に生きる」を読む
投稿者: cafebangchhunhong 投稿日時: 2005/11/04 00:22 投稿番号: [7402 / 10346]
那智高雄さま、こんばんは♪
呉濁流氏の作品がもう一冊手に入りました。日本で70年代に社会思想社から出版されたらしい「泥濘に生きるー苦悩する台湾の民」です。この中には表題の作品のほか、「陳大人」、「ポツダム科長」がはいっています。
「泥濘に生きる」は日本統治時代の台湾で、沈天来という農民が必死で働いて地主となり、村の名士に出世していくまでを描いた小説のようです。といっても、そこには植民地に生きる台湾人の悲哀が余すところなく描かれていて、ため息がでます。このあたりの描写は、邱永漢が青年時代に発表した小説とほとんど同じで、植民地に住む人々の屈折した精神性が表現されています。
話は変わって、以前、那智高雄さんが指摘されていた、戦争中の日本人の南米移民と台湾移民との違いについて
>南米には日本から人口を減らす政策で追い出された移民の形ですから、向こうでは重労働が待ち受けています。生活できなくて帰国するのもお金の問題でできず、生活で倒れた移民が多いです。
これに比べると台湾に移住したものは就職するのに(就職は簡単であり有望なのがいっぱいあった〕、招聘されて行くとか、お嫁に行くとか移住後の生活が保障つきでした。
これはおもしろいと思いました。
おそらく南米に移民した日本人は貧民層で、台湾に移住した日本人は富裕層だったか、中流以上の家庭だったのではないでしょうか?
この移民政策で当時の日本政府がどのような役割を果たしたのか気になります。
これは メッセージ 7371 (suzuteri2515 さん)への返信です.
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