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注目!民親協調

投稿者: taiwanboom 投稿日時: 2005/01/11 10:40 投稿番号: [6501 / 10346]
cafebang様

立法院選挙後の野党陣営の国民党と親民党の関係はギクシャクしています。選挙後に両党の主席は、一度も直接会っていません。電話で話すくらいです。
選挙のときの協力関係はこのまま2月からの新しい立法院(衆議院)に引き継がれることはないかもしれません。

その理由の第一は、選挙で国民党が親民党の票を大きく取り込んだため、国民党は大勝したものの、親民党は大敗したという、いわゆる「選挙の怨み」でしょう。
選挙直後に親民党の宋楚瑜主席が、国民党の選挙の不協力を理由に国民党と親民党との合併はない、という意味の発言をしています。「選挙の怨み」は根深いものです。

第二は今度の選挙は、国民党が「全力投球」して戦った選挙であったにもかかわらず、獲得議席は増えたものの民進党の議席を超えることが出来なかったことで、国民党の「限界」が露呈したとみられることです。
国民党に将来はないということで、この党と組むことが親民党にとってプラスにならないかも、という判断が親民党側に働いたと思います。

国民党資産の「不正取得」については、台湾国民は当然認めていません。これを正す民進党に反対することは、親民党にとつてマイナスになるとの判断があるのでしょう。
政治的なソロバンをはじいても、国民党の「不正資産」を守ってあげることの方が「損」です。
親民党自身もこの「不正資産」の恩恵を受けていません。国民党の資産を没収することで、政党としての「平等性・対等性」が実現できます。
というわけで、親民党は民進党による国民党の「不正資産」没収の動きに「反対」することは出来ないでしょう。

要するに親民党は、これからは「凋落する国民党」とは、親密に付き合えないということです。
これをプッシュするように、民進党からの親民党に対する働きかけが、表面裏面合わせてかなり積極的に行われています。
台湾政界では「民親協調」が一つの流れになろうとしています。台湾のマスコミには、このことがたびたび出ています。

その一方、親民党は国民党の中の李登輝派の排除を要求しています。こうして「純血化」した国民党となら合併する、というのが親民党の真意でょう。
この動きの行き着くところは、本省系政党と外省系政党の「二大政党制」ということになるでしょう。ただしそのときは、本省系、外省系というほど明確な理念の違いはなくなるかもしれません。

こうした「混沌」の決着点を占うのは、新しい立法院議長の選出でしょう。現在の王金平議長(国民党副主席)が再任するかどうかです。再任を目指す王議長の動きは、なかなか活発です。王議長は李登輝派です。

今度の立法院選挙では、民進党、国民党、台湾団結連盟の三党は議席が増加または現状維持だった、つまり負けなかったのに対して、親民党だけが「大敗」しました。
ところが負けなかった三党の主席がすべて退陣するのに、大敗した親民党の宋主席だけが健在というヘンなことになっています。これは宋主席の政治力か、親民党の人材不足によるものか、注目されます。

こうした動きの底には、2007年の立法院選挙への思惑があるのかもしれません。
この選挙から立法院は中選挙区制から小選挙区制に変わり、定員が現在の半分の113となります。どんなに頑張っても、現議員の半分は再選できないのです。
そしてその翌年が総統選挙です。
長くなるのでここで一応止めます
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