紫陽花亭日乗

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Re: 楓橋夜泊     張継

投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/10/09 21:39 投稿番号: [639 / 735]
なんと、これはこれは、
かの有名な雲峯さまのご来臨ではござりませぬか・・・

什麼風把イ尓吹来了,   歓迎光臨真是難得難得 ! (笑)

ときどき、トップトピでお見かけいたしておりました。
最近は、のぞいておりませんが。
紫陽花はここだけに使用しているハンで、他でレスをつけるときは別ハンです。

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>わしの知る限りでは、・・・・・評価しないのである。<

雲峯さんのおっしゃるとおり、
古来より中国人は事実を重んじ虚構を軽視する傾向にあります。
たとえば小説においても、「小説」とは読んで字のごとく「とるにたりないハナシ」
でありますが、それでもなんとか事実に見せかけようと、工夫がしてあります。
古典小説の場合は冒頭にその証拠が顕著にあらわれています。

さて、真夜中に寺院は、ほんとうに鐘を撞かないのか。
その説を持ち出したのは宋の欧陽脩ですが、「楓橋夜泊」の詠まれた唐代では
実際に真夜中に鐘を撞いていた、との反論があります。
白楽天の詩にもあるようです。
http://www.millionbook.net/xd/s/shizhecun/szcw/127.htm
また、ときをしらせるのは鐘とはかぎらず太鼓を打つこともありました。

おさえておくべき基本に、
「詩はかならずしも真実をうたっていない」
ということもあります。
詩にうたわれたことが真実であるかないかは、その詩の価値とは無関係です。
「白髪三千丈」はどうですか。
まこれについては、「三千丈」でなければならない理由があるわけではありますが。

日本の詩(歌謡曲)を例にとっても、
「みかんの花咲く丘」は歌碑が三箇所あります。
で作詞者が疎開していた深谷で故郷をおもって作詩したとされていますが、
実際には「海は見えなかった」。

新民謡といわれる「波浮の港」。
歌詞に「波浮の港にゃ夕やけこやけ」とありますが、
実際には波浮港からは山に遮られて夕やけは見えないそうです。
野口雨情は、実のところ、大島に行っていない、行かずに作詩した。
だから、この歌の価値がない、とはいえません。

もともと詩の内容はそのまま信用はできないものです。
男が女になって詠んでいる詩だってゴマンとあるではありませんか。
その全員がオカマであるわけでもありません。
詩に真実を求めてもせんかたないものです。
ましかし、「嘘は真実の影」とも言いますが。

つづく
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