紫陽花亭日乗

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Re: 台湾旅行記 

投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/09 23:34 投稿番号: [57 / 735]
★キュウフンへ行く途中、岬で休憩しました。

台湾人の観光客とおぼしき女性たち、地元の人らしい男女も、
三々五々、石でできた突堤の上に坐って、海を見ながらおしゃべりしている。

トラックの荷台に、瓜みたいな模様のかぼちゃを山ほど積んで、
荷台の横で丸椅子に坐って、売っているおじさんがいる。
ラグビーボールみたいな形のかぼちゃ。あまり大きくない。

「ここは何というところですか」とたずねてみた。
「ビートウ」という返事。
「ビートウねえ?」   ちょっとピンと来ない。するとおじさんは、
自分の鼻を指さして「ビートウ」と言った。
「ああ、なるほど。鼻頭ね」

「わたしは日本人です。日本の○○から来ました。○○を知っていますか? 」
とたずねると、「知っている」と答えてくれた。

「これは瓜ですか ? 」と聞く人がいたので、
「これはかぼちゃでしょう」と聞いたら、「そうだ」と。

年配の台湾人だと、日本語かビン南語しかわからない人もけっこういるけれど、
この人には北京語が通じた。もしかしたら見かけより若いのかも。

「ビン」は、モンガマエの中に「虫」。
余談ですが、中国は中国以外の国は野蛮人の国だとみなしていましたので、
呼称に虫ヘンやケモノヘンがつくのです。つまり、「人」てはないのです。


★さて、観光バスはうねうねと山道を登っていく。
観光バスで直接キュウフンの目的地へ行くことはできない。
片道一車線だけの、くねくねとした細い山道だから。
途中の観光バスの駐車場で降車して、定期バスに乗り換えて行く。
そんなに時間はかからない。駐車場から割合に近い。

いくつか写真を見てください。

http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/200611/map/index.html

この地図の桟道みたいなところ、豎崎路というところが目的地。
汽車路のバス停でバスを降りて、階段を降りて地下のようなところに降りて行きます。
たぶん、山と山の切れ目みたいなところなんだと思う。
大人三人が並ぶのがやっとの狭くて暗い路地。押し合いへし合いのものすごい人出。
アーケードになっているけれど、左右の屋根は完全にくつついておらず、
中央の切れ目から、ポツンポツンと雨が落ちて来る。

左右両側に、食べ物屋さん、雑貨屋さん、履物屋さん、おもちゃ屋さん、
洋服屋さん、化粧品屋さん、アクセサリーを売る店など、ありとあらゆる
狭いお店がひしめいている。

芋氷もあるし、芋饅頭も羊羹もあるし、佃煮みたいなのもあるし、
金網の上で小さな蛸をまるごと焼いていたりする。
ワケワカランけど、おいしそうなものがやまほどある。
履物屋さんの中には、靴の他に、驚いたことに日本の下駄、和服のときに
履く草履まで、何でも売っている。

面白い。とても魅力的な町並みがえんえんとどこまでも続く。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E4%BB%BD

http://www.woodensoldier.info/cj/taiwan/jiufeng.htm

赤い中国提燈にご注目ください。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E3%81%A8%E5%8D%83%E5%B0%8B%E3%81%AE%E7%A5%9E%E9%9A%A0%E3%81%97

ここは実は、映画「千と千尋の神隠し」で、「千」こと「千尋」が
異国情緒たっぷりで妖しい雰囲気の町並みを駆け抜けていくシーンの
モデルになった街だといわれています。

けっこう長い道で、出口まで行かず、途中に曲がり角があるのですが
そのあたりまで行ってひきかえしてきました。

ああ、もっとゆっくり見たかったなあ。何か買いたかったなあ。
いろんなもん、買い食いしたかったなあ・・・。

夕食の予約の時間に遅れるといけないので、結局何も買えず、
来たとおりの方法でまた帰路についたのでした。

すっごい心残り。絶対にもう一度行く。今度はゆっくり時間をかけて。


つづく
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