四時田園雑興 范成大 秋日
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/21 03:03 投稿番号: [543 / 735]
四時田園雑興
范成大(宋・1126〜1193)
朱門乞巧沸歡聲
朱門は乞巧に歡聲沸き
田舎黄昏靜掩●
田舎は黄昏
靜かに●(ケイ)を掩う
男解牽牛女能織
男は牽牛を解し
女は織を能くす
不須邀福渡河星
福を邀(むか)うるを須(もち)いず
渡河星に
●
戸かんむり
の下に、「回」の字の下の横棒をとったものをつけて。
かんぬき
のこと。
立派なお屋敷では七夕を祝って歓声沸くがごときであるのに
農家では日暮れ方にはもうしいんとなって門をしめて寝てしまう
男は牛をひっぱることができるし、女は機(はた)を織ることができるのだから
いまさら福を迎えるために天の河を渡る牽牛・織女を祭ることなどいらぬのだ
★松枝茂夫『中国名詩選』下, 岩波文庫
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大きなお屋敷では七夕の祝いと
歓声が湧いているが
田舎家はたそがれ
静かに戸をとざすだけ
男は牛を牽き
女は機(はた)を織ることができる
天の川を渡るお星さまに
いまさら願いごとをするまでもないのさ
★前野直彬編訳『宋・元・明・清詩集』平凡社, 中国古典文学体系19
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七夕の歴史・由来
(1)もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」と
(2)おりひめとひこぼしの伝説と
(3)奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」
という行事があわさったものと言われています。
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