四時田園雑興 范成大 春日
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/18 00:44 投稿番号: [527 / 735]
四時田園雑興
范成大(宋・1126〜1193)
春日
社下焼銭鼓似雷
社下
銭を焼けば
鼓
雷に似る
日斜扶得酔翁回
日斜めにして
酔翁を扶け得て回(かえ)る
青枝満地花狼藉
青枝
地に満ち
花
狼藉
知是児孫闘草来
知る是れ
児孫の草を闘わせ来たるを
春の祭りの日、紙銭を焼いたり、太鼓の音を雷のように鳴らしたりする
夕暮れどき、村では子どもらが酔っ払った父親を
抱きかかえて家に帰る姿が見られる
地面のあちこちに、青草の茎が落ち、花びらが乱れ散っている
そうか、子どもたちがここで草相撲をしていたのだ
石川忠久『冬の詩100選』NHKライブラリー
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村の社では御祭礼
太鼓の音が雷のように
日が傾けば酔いつぶれた爺さんをかかえて帰る人々
地面にはいっぱいの青い枝
花も散らばったまま
なるほど
子供たちが草くらべをしていたのだな
★前野直彬編訳『宋・元・明・清詩集』平凡社, 中国古典文学体系19
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★闘草
石川先生と前野先生とでは解釈が異なります。
草相撲といえば、草の茎をからませてひっぱり、先に切れたほうが負け。
草くらべといえば、それぞれ草花を摘んできて比べあい、
種類の多いほうを勝ちとします。
あるいは、摘んできた花の優劣を競い合います。
このばあい、どちらが適当か、わかりますね。
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これは メッセージ 526 (ajisai110701 さん)への返信です.
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