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台湾映画「セデック・バレ」(真の人)

投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/17 00:49 投稿番号: [518 / 735]
【外信コラム】
台湾有情   されど映画?
2011.9.16 02:56     産経ニュース

  日本人として「霧社事件」を直視するのはつらい。

  日本統治時代の1930年、台湾中部の先住民セデック族による大規模な
武装抗日暴動で、山間部の霧社の日本人を男女、児童を問わず約140人を殺害。
総督府は警察と軍で武力鎮圧し、セデック族も約700人が死亡した。
侮蔑や労役への不満が背景とされるが、日本教育を受け模範的先住民と
目された警察官兄弟も決起、自殺したことは深刻さを象徴している。

  その重い歴史を描いた台湾映画「セデック・バレ」(真の人)が
9日から一般公開され、連日満員だ。

  議論も百出し、「事件を知らなかった。感動した」という若者から、
「殺戮(さつりく)と戦闘場面が冗長」という年配者、また主人公の頭目
モーナ・ルダオに関し「事件前には近隣部族民も多数殺害した。
英雄視は誤り」とする別の先住民も。

  一方、馬英九総統が「国や部族間の平和には、対等な関係や理性が必要」
と自らの対中関係改善の努力をにおわせれば、来年の総統選で馬氏に挑む
野党・民主進歩党の蔡英文主席は、先住民のアイデンティティーを
守る姿に共感を示す。

  ベネチア映画祭で金獅子賞を逃し、「台湾と日本の歴史は理解され難い」
とこぼした魏徳聖監督は「映画は映画」とクギをさすのだが。(吉村剛史)

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