紫陽花亭日乗

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Re: 中国が嫌われる七つの理由

投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/04 00:38 投稿番号: [427 / 735]
7.危険な「友好」

  親善、好意を示す「友好」という言葉は、本来嫌われるはずがない。
だが、中国人との「友好」だけは別である。
新聞やテレビなどのマスコミは、米、英、仏、独と日本との大人のつきあいには
普通「親善」という言葉を用い、「友好」というキャッチフレーズを使うことは
あまり見られない。だが、中国に関するかぎり、なぜか「友好」という言葉が
使われ、日中交流の専門用語のようになっている。

  戦前、戦後を通して、日本と中国は「友好」と「非友好」に二分されていた。
一時、中国との関係はもっぱら「友好人士」や「友好商社」という、
中国からお墨付きをもらった一部の日本人に独占されていた。
一九七二年に日中国交正常化がなると、日中間の交流は「友好人士」の独壇場
でなくなり、やがて「子々孫々にいたるまで」という形容がつけられて
「友好」が強調されるようになった。
普段、人間不信の社会で生きているので、中国人は人間関係についてことさら
「友好」を強調しないと不安に襲われる。

  しかし、中国を相手にする側にとって、中国が強調する「友好」ほど
不安なものはない。なぜなのか。
その理由は「友好」の解釈権がもっぱら中国の側にあり、中国の規定する
「友好」におとなしくついていかなければならないからだ。
ことにしたたかさをあまり持ち合わせていない日本人は、
腹芸が下手でタヌキとキツネの化かし合いができない。
しかも日本人は外圧に弱く、中国流の「友好」パフォーマンスに
対抗するのがきわめて下手である。

  「友好」という言葉を額面どおり受け取っていると、
思わぬ落とし穴にはまることになる。
実は中国が「友好」を語るとき、ことに相思相愛を語るときが最も危険なのである。
それは歴史を振り返ればわかる。たとえば、中ソ、中印、中越戦争が起こったときは、
いずれも両国の「友好」関係が蜜月のピークに達した時期にあたり、
まさに老子のいう「物極まるときは必ず反(かえ)る」という結果になった。

  だいたい人間の歴史で、民族間、国家間に「子々孫々の友好」などあったためしがない。
中国との「友好」は、すなわち彼らの独善的な価値観を全面的に受け入れるこ
とでしかない。
日本人は中国がたたみかけてくる友好の嵐に翻弄され、身も心もくたくたになってしまう。
そして考えれば考えるほど嫌悪感を越えて怒りがこみあげ、
やがて「日中友好」の滑稽さに気づくことであろう

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