新島八重
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/18 21:32 投稿番号: [122 / 735]
7月18日付
編集手帳
1868年、熾烈(しれつ)を極めた戊辰戦争の会津・鶴ヶ城攻防戦で、
24歳の女性がいた。戦死した弟の服を身に着け、髪を切り、
自ら銃を取って砲煙の中を駆け抜けた
◆<幕末のジャンヌ・ダルク>は、維新後、同志社大を創設した新島襄の
妻となる。2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公、
新島八重である
◆地元の会津若松市は、これまでも数多くの歴史物の舞台になってきた。
だが、今回の「大河効果」に寄せる期待はかつてなく大きい。
震災と原発事故で自慢の観光業が壊滅状態だからだ
◆福島原発から100キロ離れていても「放射能が怖い」と観光客の足は
遠のく。春の修学旅行客は昨年より9割も減った。
市内の温泉宿は原発周辺から避難した大勢の被災者を受け入れ、
通常営業どころではないという
◆鹿児島県や山口県が観光支援に乗り出したというのがいい。
かつての宿敵、薩摩・長州も会津の窮状を見かねてということだろう。
どんな苦境でもくじけない。あきらめない。そして未来を信じる。
激動の時代を生き抜いた八重の生涯にこそ<会津復活>へのヒントが
隠されているかもしれない。
(2011年7月18日01時19分 読売新聞)
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