覇権
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2012/12/28 11:47 投稿番号: [3039 / 3149]
バナナが安い。五本100円と、もう投売り状態である。もちろん、フィリピン産だが、これはミスチーフ礁など、南シナ海での比国と中国の領土問題が拗れ、中国が例によって寄生虫だのなんだのと難癖をつけてバナナの輸入を差し止めた結果、行き場を失った大量のそれが日本に入ってきたからである。外国間の領土問題などはどうでもいいのだが、南シナ海の島嶼、岩礁など、どう見たってその辺りまで中国領とするのは無理がある。その軋轢を承知で中国が自国の領土、領海と主張するのは、周辺国と比すれば、彼らに圧倒的な経済力と軍事力があるからに他ならない。これは、まだ、ソ連の軍事力が強大で、長大な国境を接する中国が一手にその重圧を引き受けていたころ、みずから「覇権、覇権」と大騒ぎして、「日中平和友好条約」にも見事にその二文字を入れさせた当時の、まさにその「覇権」そのものだと言っていい。さきほどのニュースで中東帰りの自衛隊の艦艇が、戦後初、民主化途上のミャンマー【旧ビルマ】の港湾に立ち寄る計画で、事前の当局の許可もあったところ、突然のキャンセルで「お流れ」になってしまった。もちろん、その背後には「どういうつもりか」という中国の「お尋ね」があったろうことは十分に察しがつくのだが、アジア各地にはまだまだ、日本軍国主義の記憶と警戒心が強く、「自衛隊と旧日本軍とは違う」とは言っても、海上自衛隊は旧海軍の軍艦旗をそのまま使っているし、腕章にすらそれを巻いているようでは、かれらには「開き直り」と見られても仕方なく、その説得力は乏しいだろう。
こんど、北京・広州間を8時間で結ぶ時速300キロの高速鉄道が開通した。これは日本ではベタ記事扱いであまり報道されないが、張さんの話ではそれが台湾のビッグニュースになっているという。すでに香港から北京までの鉄道の旅が台湾のツァーで大きく宣伝されているらしく、それはそれで喜ばしいことだとしても、とくに台湾は、言わずと知れたことだが、みずからの安全のため中国の動向を間断なく見つめる必要がある。わたしはやみくもな反中国の論客ではないから、自民が政権に返り咲いた現在、「いよいよ軍備を増強して、価値観を共有する台湾やフイリッピンと提携」などという、アナクロな右翼雑誌の短絡主張には同意しないが、毛沢東選集の愛読者として、天安門に掲げられた大看板の「世界人民大団結万歳」から大きく外れた、現在の中国の国家主義、膨張主義にはしっかり眼を向けているつもりである。
こんど、北京・広州間を8時間で結ぶ時速300キロの高速鉄道が開通した。これは日本ではベタ記事扱いであまり報道されないが、張さんの話ではそれが台湾のビッグニュースになっているという。すでに香港から北京までの鉄道の旅が台湾のツァーで大きく宣伝されているらしく、それはそれで喜ばしいことだとしても、とくに台湾は、言わずと知れたことだが、みずからの安全のため中国の動向を間断なく見つめる必要がある。わたしはやみくもな反中国の論客ではないから、自民が政権に返り咲いた現在、「いよいよ軍備を増強して、価値観を共有する台湾やフイリッピンと提携」などという、アナクロな右翼雑誌の短絡主張には同意しないが、毛沢東選集の愛読者として、天安門に掲げられた大看板の「世界人民大団結万歳」から大きく外れた、現在の中国の国家主義、膨張主義にはしっかり眼を向けているつもりである。
これは メッセージ 3038 (tok*o*cach*to3 さん)への返信です.
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