ビックリ台湾!?

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Re: 溥儀氏の晩年

投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2012/05/18 19:47 投稿番号: [2734 / 3149]
  日華断交の前、日本語版の「人民中国」という雑誌を取っていた。これがなんと、国交もなかった中国北京から国際便で直接送られてくるのである。当時、革命第一世代はまだ健在だったが、三年に及んだ「大災害」のあとで毛は退けられ、北京政府の実権は劉少奇が握っていた。NHKが、かの国を「中共」と呼んでいた時代だから、そんな共産主義国の雑誌は「普通の人」にはその存在さえ知らなかっただろう。そればかりではなく、これも日本語版の「北京週報」という、それこそ、中国共産党が正式に発刊している月刊誌まで取って読んでいたから、わたしも「変わり者」だった。この国際政治誌、辞書などに使われている、いわゆる「インディアン・ペーバー」という高級紙で、それだけでも、この若い国がいかに真剣な「政治国家」であったかがわかる。ソ連との「論争」はすでに始まっていたが、まだ文革の前だから、その政治イデオロギーもさほど過激なものではなかったように思うが、アメリカの「中国封じ込め政策」と、ソ連との決定的な仲違いで、国連にも入れず、まさに孤立無援、経済力も日本とは比べようもないほど貧弱だったから、まさに、「やがて夜明けの来るそれまでは、意地で支える夢ひとつ」の時代であり、いまのような憎憎しげな傲慢さは微塵もなかったのである。その「人民中国」に、愛新覚羅溥儀の「わが半生」という連載があったのはしっかり覚えている。その名前には「アイシンチェーロープーイー」というルビが振ってあり、いかにも若く中国史などまるで知らなかった当時のわたしは「中国人がどうして、こんな長たらしい名前なのか」と思ったほどだ。この溥儀氏、収容所でも周囲から敬遠され、気の毒なほどの境遇だったようだが、釈放後は貴族趣味のあった周恩来の庇護を受けて穏やかな余生を過ごしたから、波乱の人生もまずはめでたしだったか。
この周恩来という人物、現代中国では「神仙」のような地位にあって、ハマーショルド国連事務総長が「まれに見る優雅な人物で、自分がまるで野蛮人のように感じた」と言わしめたほどだが、もちろん、批判もある。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)