Re: 橋の名前
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2011/07/06 10:49 投稿番号: [2438 / 3149]
牧野周一ナレーター、もちろん、原稿を渡されて読んでいるのだが、そこは弁士あがりだからいささかの淀みもない説教口調で、「日本は資源も無く、毎年100万からの人口が増え続けている。国家の生存、発展を期すには、北方の守りを固めたうえで南方に進出するほかなく、そのための前進基地として台湾を再認識すべきだ」というのである。ずいぶん遠慮の無い話で、なんとも朗らかな「帝国主義」なのだが、「非常時日本」の当時としては子供でもわかる「あたりまえ」のことだったのだろう。だが、その十数年後には「迅速かつ完全なる壊滅」の崖っぷちまで追い詰められ、何もかも失って「降伏」とは、日本人もやたらに派手なことをしたものである。
グーグルアースとは恐ろしく便利なもので、そこからstreet viewに這入ればバーチャルとは言え、居ながらにして「観光旅行」ができる。で、「南進台湾」のフィルムから現在の位置を特定しようというヒマな遊びを考えた。とはいっても、わたしに日治時代の郷愁があろうはずもなく、さほどの意味は無い。しかし、これが案外面白いのである。もちろん、総督府だの駅だのは探すまでもないから、なにげない街路や橋などを映画の流れから推理してみた。台中の柳川にかかる石橋はすぐに特定できたが、台北のキールン河に架かる立派な石の橋や、淡水のアーチ式鉄橋などはいくら探しても出てこなかった。おそらく、近代橋に架け替えたのだろう。台湾人から「そんなものが何時までもあるかい」と言われそうだ。
これは メッセージ 2436 (tokyo_cachito3 さん)への返信です.
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