ラーメン
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2010/11/06 15:15 投稿番号: [2319 / 3149]
商店街のはずれにあったラーメン屋が開店して僅か一年か二年程で廃業した。若い男が一人で切り盛りしていて、店内を黒く塗って独特の雰囲気を出してはいたが、いかんせん、客が入らなかった。ラーメン屋でも開業となれば店舗を借りても500万の資金は要るだろう。希望と興奮の中で商売を始めても、借金を残してたちまち廃業となれば、店主の無念は察してあまりある。
そうかと思えば、相変わらずの大繁盛で、昼間から客が行列している店もあり、たかがラーメンとは言っても、日本の「国民食」とも言われているだけに生半可なモノを出すようではやってはいかれない。以前、あるラーメン屋の店内に無神経にも「業務用ラーメンスープの素」なんていう4リッターほどの缶が丸見えに置いてあり、「こりゃ、だめだ」と思ったが、むろん、消えてしまった。
ラーメン屋に限らず、小資本で開業し、それで食っていくのは並大抵ではない。まさに「継続は力」なのだが、いつ通っても客が入っているのは見たことがない店はずいぶん多くて、人ごとながら「これでどうやって生活しているのだろう」と不思議に思うことがある。
一時期、「リサイクルショップ」というものが流行り、開業になんの技術も知識も要らないから、あちらこちらに雨後の筍のように出来たものの、たいていは三年と待たず潰れている。昔は繁盛していたが、いまはすっかりシャッター商店街になった一角に小さいリサイクルショップがあって、女主人の愛想は悪くないのだが、品物もまばらの上に値付けが信じられないほど高い。棚に並んだ、ただの湯のみに一個800円の値段をつけてあったのには驚かされた。客に「この店はガラクタばかりで、しかも高い」と思われたら二度と寄り付かないだろうことは店主もわかるだろうに…。そうしたなか、程よい品物を思い切って安く売る店は客が切れないから商売とは難しそうでも案外、簡単な面もあるのだろう。
これは メッセージ 1 (bikkuri_taiwan さん)への返信です.
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