両岸
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2010/01/31 21:24 投稿番号: [2078 / 3149]
30日、国防総省は米議会に台湾向け武器売却を通告した。売却対象には、地対空誘導弾「パトリオット(PAC3)」と多目的ヘリ「UH60ブラックホーク」、防衛通信ネットワーク用機材など約64億ドル(約5800億円)。
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さすがに「金満台湾」だけのことはある。アメリカの軍需産業にとって64億ドルの「お買い上げ」は死ぬほどありがたいだろう。もちろん、労資共々、かれらのオバマ政権への覚えもめでたいということになる。最新の兵器とそのシステムならなんと言っても米国製に限るし、中国の際限もない軍拡に対応する台湾の国防強化が理解できないわけではない。
しかし、しかしだ。蒋介石の時代ならいざ知らず、台湾が米国を頼りに、みずから進んで、台湾海峡に余計な緊張をもたらし、中国と軍事対決をするのは賛成できない。それは逆に、中国に様々な政治的、軍事的口実を与え、台湾人民の安全と財産を危険に陥れることになりはしないか。早い話、「藪を突いて蛇を出す」ことにならないか。なにしろ、相手は中国だ。国力の差はあまりにも大きく、北京のスポークスマンが「見るに耐えない結果をもたらすだろう」というオドシ文句にも迫力がある。何十年もかけてせっかく築き上げた両岸関係が崩れて「まさか」という事態に陥った時、いちばん嬉しがるのはだれか。この発表の正確な日時は把握していないが、30日といえば昨日のことで台湾の株式市場が閉じた後である。明日の月曜以降、北京は馬政権に猛烈な圧力をかけてくるのは目に見えている。両岸問題を敏感に反映する明日の加権指数は注目だが、なにごともなければわたしの心配は杞憂ということになるだろう。
これは メッセージ 2077 (unhoo さん)への返信です.
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