古董
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2009/03/08 14:26 投稿番号: [1813 / 3149]
日本では「骨董」という。この底無し沼に引き擦り込まれたらタダでは済まない。鑑識眼を養うには長い修養と経験が要るし、素人が欲と道連れで集めだせば古物商のいいカモになって一財産が消える。
昔から、旧家を廻って古物を買い集める人がいて、「うぶ出し屋」とか言うそうだ。ときには凄いものを見つけることがあるが、もちろん顔には出さない。商売だからテクニックがある。品物を前にして、自分が欲しくないものはビックリするような高値を付けて相手を喜ばせる。「これがいくら、あれがいくら」と、たちどころに数百万の値段になる。狙った本命のブツは数万円の値段をつけおき、何も買わないで帰るんじゃ悪いというような顔でそれ持ち帰るのである。
わたしも陶器や漆器の類が好きでインターネットのオークションに嵌ったことがあるが、集めてもきりがないし、カネも続かないから最近では見ないことにしている。
昨年の夏、オークションで変なモノを見つけた。一本角のある兜で、一瞬、第一次大戦のドイツ軍のヘルメットかと思ったが、そうではなく、中国の古い青銅兜だった。出土品らしく緑青がわいてボロボロだが原形は保っている。それが、なぜ日本の東北地方から出品されたのか、いつ頃のどこのモノなのか、出品者に問い合わせても「蔵にあった物で、由来などは何もわからない」という返事しかなかった。数日後、それが私に落ちて送られてきた。品物は写真で見て判っているし、オークションで売るのも面倒だから箱も開けずに放っていた。
先日、張さんの弟に、それを台湾のオークションで売ったらどうかとメールを出して、今月初めEMS特急便で送ってやった。彼は早速、NT50000の最低落札価格をつけて出品した。わたしのほうの原価はこれより桁違いに安い。
http://goods.ruten.com.tw/item/show?11090306842139
これは メッセージ 1812 (unhoo さん)への返信です.
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