李朝朝鮮

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18世紀、新たな発見が近代を開いた(上)

投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2007/06/11 23:33 投稿番号: [898 / 1329]
【新刊】韓国18世紀学会編『偉大なる百年、18世紀』(太学社)


  絶対王政の威風堂々たる風貌とアンシャン・レジーム(旧体制)に象徴される政治的矛盾が一挙に覆された革命の時代。啓蒙思想とブルジョアジーの成長は、米国の独立革命とフランス大革命を生んだ。このように近代の新たな要素が一斉に花びらいた時代がまさに18世紀だった。また、18世紀は東洋でも「黄金期」だったかのように考えられている。中国は清王朝の最盛期を迎えた「康熙帝・雍正帝・乾隆帝」の治世で、日本も同様に徳川幕府が安定期を迎えた時代だった。


  それならば、韓国はどうだろうか。韓国でも同様に、18世紀は長い歳月の停滞と抑圧を打ち破り、新たな政治的安定と多様な知的実験に満ちあふれた時代として記憶されている。蕩平策(派閥均衡人事)や商工業の発展、実学、そしてあらゆる分野ですい星のように登場した「マニア」たち…。最近では出版市場の一ジャンルを形成するほど、われわれの18世紀に対する関心も格別なものになっている。


  そうした雰囲気を考えれば、この本の出版はむしろ遅すぎた感もある。この本は、英国ロンドンのヴォルテール財団に本部を置く「国際18世紀学会」の会員学会として11年前に設立された「韓国18世紀学会」が、2000年から01年にかけて3度にわたり開いた座談会の録音記録をまとめたものだ。


  この本は、いくつかの点で非常に特異な点がある。まず1つ目は最初から最後まで座談会形式で進められるという点だ。次に、韓国史(李泰鎮〈イ・テジン〉)、東洋史(チョ・ビョンハン)、西洋史(金栄漢〈キム・ヨンハン〉)、哲学(金暁明〈キム・ヒョミョン〉)、宗教学(琴章泰〈クム・ジャンテ〉)、漢文学(沈慶昊〈シム・ギョンホ〉、イム・ヒョンテク)、英文学(鄭正浩〈チョン・ジョンホ〉)、仏文学(李東烈〈イ・ドンリョル〉)など、人文学の各分野の専門家らが学問の「垣根」を超えて討論したという点が挙げられる。


  最初の座談会の東洋部門で出席者らは、18世紀が韓中日三国がすべて自らの文化的プライドを保ちながら平和と共存を追求していたという点に同意する。


  朝鮮の洪大容(ホン・デヨン)は『医山問答』で、「天から世界を見よ(以天視物)」と主張した。これは、地球が丸いのならば、中心が特別にあるわけではない。自らが生きている場所こそが中心ではないかという世界観であり、伝統的な中華主義的世界観と西洋的科学知識を受け入れた新たな世界観が衝突し、融合する姿を見せている。一方同じ時期、日本はさらに1歩先んじていた。彼らは自らが世界の中心である「中華」という新たな天下観を語っていた。


  しかし、だからといって東洋にも根本的に西洋の学問を受け入れる態勢が整っていたのかといえば、必ずしもそうとばかりは言えない。中国の『四庫全書』編纂は、裏返して見れば大胆な思想統制であり、日本の蘭学は実用的な側面に対する驚嘆こそあれ、制度や法秩序に影響を及ぼすことはできなかった。ただし、儒教的伝統が比較的緩やかだった日本は、変化の可能性がより高かったということはいえる。


兪碩在(ユ・ソクジェ)記者


朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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