Re: 『阿片の中国史』
投稿者: aki_kaze_u_ru_ru 投稿日時: 2008/04/19 00:11 投稿番号: [1129 / 1329]
>この本、2年ほど前、つまり出た直後に読みました。
さすが、お早い。
>自分の思想立場に依って史評を為している部分については、たしかにとるべきところは無いですね。
ん〜そうですね。
「もし、阿片がなかったら、そして中国が列強に侵略されることがなければ、日本と中国の間にどんな別の世界が広がっていたのだろう。。。(要約:日本と中国は遣唐使の時代、日本の近代化に憧れて留学した中国人達がいて、辛亥革命を応援した日本人がいた時代にあったのに)。。。だが、最初に信頼関係を裏切ったのは日本だった。近代化の舵取りを誤り、国土を拡大し、列強を退けてアジアの支配者になろうと性急に考えたのだ。」
上記の文章にはどうかな〜って感じがしますね。
どっかで、清の中華意識はスキだらけの張りぼてということが外国にばればれになるのは遅かれ早かれだっただろうし、
アフリカ、アメリカ大陸、アジア諸国で富を吸い尽くすのに熱中してる列強がそれを見逃すはずはないと思うんですよね。
>中国共産党と阿片のかかわりってけっこうおもしろいですねぇ。
そうですね。今現在、反政府組織がやるようなことも、戦前は日本も含めた現在の先進国達の商売だったということも興味深いです。
この本を読んだことのない人のために説明すると・・・
手っ取り早く金と交換できる商品ということから、有名な中国共産党の「長征」の活動資金となり、更に阿片の生産にも手を出すことになるのですね。蒋介石の国民政府でさえ、ビルマ山中にこもってた時は阿片に頼ってる状態でした。
でも、共産党が阿片禁煙キャンペーンをしはじめ、
中国共産党お得意の「反革命分子」を密告だの大批判大会でのリンチだの、処刑&投獄があって、
人々が生活を投げ出して、生産活動や流通・交通が滞って、
阿片市場が消滅し、阿片収入に頼っていた存在も消えた。。。ということです。
これは メッセージ 1128 (toapanlang さん)への返信です.
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