Re: 韓国教科書の李朝と幕府初期
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2007/10/29 22:52 投稿番号: [1037 / 1329]
>『隋書倭国伝』の、「新羅百済皆似倭為大国多珍物並敬仰之恒通使往来」というくだりも、文意は「朝貢」でも、「中華」たる支那としては、自分の「属国」が「属国」に対して「朝貢」するなんぞは許せないので、ズバリ「朝貢」とは書けなかった、という解釈もありでしょうかね。
ええ、倭を中華とした冊封体制があったかどうかは別として、彼等の採用し得る文脈ではそのように「修飾」するしかないという可能性はありますね。
なお、「朝貢は下賜による実利を見込んだ形式的な姿勢ニダ」という言説をまれに見かけますが、清と朝鮮の場合、バランスシートでは赤字なんですよねぇ…
以下は丙子胡乱の降伏時に締結した約定による毎年の進物です。
黄金 100両
白銀 1000両
水牛角 200対
豹皮 100張
鹿皮 100張
水獺皮 400張
茶 1000包
青黍 300張
胡椒 10斗
好腰刀 26口
順刀 10口
蘇木 200斤
好大紙 1000巻
好小紙 1500巻
五爪龍蓆 4領
各樣花蓆 40領
白苧布 200疋
各色綿紬 2000疋
各色細麻布 400疋
各色細布 10000疋
布 1400疋(『清史稿
列伝
属国1
朝鮮』では4000疋)
米 10000包
ま、米のほうは4年後の1640年10月25日のホンタイジ誕生日に行なわれた大赦によって9割減額されましたが。
なお、しつこいようですが、いわゆる「牛三千頭、馬三千頭、各地の美女三千人」の貢納については信頼できる史書にはいっさい書かれていません。これを聞いて書き留めたシャルル・ダレすら証明できなかったと明言した「風聞」「俗説」ですので。
これは メッセージ 1035 (honkytonk_2002_x さん)への返信です.
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