サプライズ業績を喜べない寒損 1
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/04/07 13:13 投稿番号: [2119 / 2701]
記事入力 : 2010/04/07 11:39:56
サプライズ業績を喜べないサムスン電子
(理由1)半導体の技術格差縮小
追い上げるハイニックス、営業利益率は逆転
(理由2)新規事業開拓の限界
余裕資金の投資先なし、携帯電話はiPhone登場で劣勢
サムスン電子が再び過去最高益を更新した。今回は過去2年間不振が続いていた半導体部門が業績をけん引した。テレビ、パソコン部門も半導体に劣らぬ好業績を記録した。同社の1−3月期の営業利益約4兆3000億ウォン(約3600億円)は、店頭市場コスダックに上場する12月決算企業859社の通年の合計利益(4兆1623億ウォン)を上回る額だ。
外国メディアもサムスンの好業績を大きく取り上げた。英フィナンシャル・タイムズは「サムスン、通年でも過去最高益を目指す」との見出しで報じた。
■年内は好業績持続か
サムスン電子の好業績は年内を通して続く見通しだ。市場調査会社ICインサイツは、今年の世界の半導体市場規模が昨年を27%上回る2530億ドル(約23兆7000億円)に達すると予測している。特にサムスン電子が強みとするDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)市場の成長率は74%に達する見通しだ。このため、市場関係者はサムスン電子が今年、半導体部門だけで8兆ウォン(約6700億円)を超える営業利益を上げると予測している。これは、昨年の半導体部門の営業利益(2兆4200億ウォン)の3.4倍に達する業績だ。この結果、同社全体の営業利益は通年で16兆ウォン(約1兆3400億円)に達するとの見通しも示されている。
だがその一方で、サムスン電子の将来を懸念する見方もある。10年後を見据えた新規事業のビジョンが見えないからだ。このため、四半期ベースで1−3月期に過去最高益を記録した同社は、ぜいたくな悩みを抱えている。同社の手持ち現金は2000年には5219億ウォン(約440億円)だったが、昨年は10兆8359億ウォン(約9050億円)にまで膨らんだ。潤沢な資金を持ちつつも、投資先を見つけられずにいることを示す数字だ。
サムスンの将来性に危機感を抱く李健煕(イ・ゴンヒ)会長は、「10年以内にサムスンを代表する製品はすべて消えてしまうこともあり得る。今こそ真の危機だ」と述べた。10年後を見据えて最も必要なことは投資だ。サムスン電子が投資の意向を示している代表的な新事業がバイオシミラー(ジェネリック生物製剤)だ。バイオシミラーとは、特許の有効期限が切れた医薬品を生産することを指す。ただし、サムスン電子の投資額は5年間でわずか5000億ウォン(約417億円)を提示しており、手持ち現金が膨らみ続ける同社にとっては、大規模な投資とは言えない金額だ。新規事業が会社の将来を左右するにもかかわらず、そんな状況だ。
2に続く。
サプライズ業績を喜べないサムスン電子
(理由1)半導体の技術格差縮小
追い上げるハイニックス、営業利益率は逆転
(理由2)新規事業開拓の限界
余裕資金の投資先なし、携帯電話はiPhone登場で劣勢
サムスン電子が再び過去最高益を更新した。今回は過去2年間不振が続いていた半導体部門が業績をけん引した。テレビ、パソコン部門も半導体に劣らぬ好業績を記録した。同社の1−3月期の営業利益約4兆3000億ウォン(約3600億円)は、店頭市場コスダックに上場する12月決算企業859社の通年の合計利益(4兆1623億ウォン)を上回る額だ。
外国メディアもサムスンの好業績を大きく取り上げた。英フィナンシャル・タイムズは「サムスン、通年でも過去最高益を目指す」との見出しで報じた。
■年内は好業績持続か
サムスン電子の好業績は年内を通して続く見通しだ。市場調査会社ICインサイツは、今年の世界の半導体市場規模が昨年を27%上回る2530億ドル(約23兆7000億円)に達すると予測している。特にサムスン電子が強みとするDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)市場の成長率は74%に達する見通しだ。このため、市場関係者はサムスン電子が今年、半導体部門だけで8兆ウォン(約6700億円)を超える営業利益を上げると予測している。これは、昨年の半導体部門の営業利益(2兆4200億ウォン)の3.4倍に達する業績だ。この結果、同社全体の営業利益は通年で16兆ウォン(約1兆3400億円)に達するとの見通しも示されている。
だがその一方で、サムスン電子の将来を懸念する見方もある。10年後を見据えた新規事業のビジョンが見えないからだ。このため、四半期ベースで1−3月期に過去最高益を記録した同社は、ぜいたくな悩みを抱えている。同社の手持ち現金は2000年には5219億ウォン(約440億円)だったが、昨年は10兆8359億ウォン(約9050億円)にまで膨らんだ。潤沢な資金を持ちつつも、投資先を見つけられずにいることを示す数字だ。
サムスンの将来性に危機感を抱く李健煕(イ・ゴンヒ)会長は、「10年以内にサムスンを代表する製品はすべて消えてしまうこともあり得る。今こそ真の危機だ」と述べた。10年後を見据えて最も必要なことは投資だ。サムスン電子が投資の意向を示している代表的な新事業がバイオシミラー(ジェネリック生物製剤)だ。バイオシミラーとは、特許の有効期限が切れた医薬品を生産することを指す。ただし、サムスン電子の投資額は5年間でわずか5000億ウォン(約417億円)を提示しており、手持ち現金が膨らみ続ける同社にとっては、大規模な投資とは言えない金額だ。新規事業が会社の将来を左右するにもかかわらず、そんな状況だ。
2に続く。
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