激しさ増す北の南非難
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/03/10 10:21 投稿番号: [1176 / 2701]
記事入力 : 2008/03/10 09:20:16
激しさ増す北朝鮮の韓国非難
北朝鮮が李明博(イ・ミョンバク)政権に対する様子見を終え、最近は本格的な攻勢に乗り出した。李大統領の当選と就任について当初は一言も言及しなかったことから、韓国に対する非難を自制しているかのような様子を示していたが、今月に入り韓米合同軍事訓練や韓国政府による北朝鮮人権問題への言及を契機に動きを変えた模様だ。北朝鮮は新政府に対する期待をあきらめたのか、あるいは再び特有の瀬戸際外交に乗り出したのだろうか。
◆徐々に高まりつつある新政府への非難
北朝鮮は先月中旬の時点では新政府を直接非難することはなく、せいぜい昨年の南北首脳会談での合意内容の実行を強調する程度だった。しかし先月29日に北朝鮮の立場を代弁する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙、朝鮮新報が「李明博大統領の対北朝鮮政策である“非核・開放3000”は非現実的で、北朝鮮についての無知から来る考え方だ」と非難に乗り出した。とりわけ北朝鮮は今月2日、韓米合同軍事訓練の「キー・リゾルブ」が開始されたのを契機に、「核戦争の火の雲が近づいている」(わが民族同士)、「高くついた反撃の味を知らしめる」(人民軍板門店代表部)などと物騒な表現を相次いで用いている。さらに韓国政府が3日に北朝鮮の人権問題を国連人権委員会という公開の場で取り上げたことから、北朝鮮の対南工作機関である祖国平和統一委員会が前面に出て、「南朝鮮の保守政権勢力は、ファッショ独裁政権の末裔(まつえい)だ」と激しく非難している。李大統領と韓国政府に対する北朝鮮政府レベルでの最初の非難だった。
◆非難が始まった原因
新政府発足後に新しく形成されつつある南北関係の枠において、「機先を制するため」と多くの専門家が分析する。韓国で新政府が発足するたびに北朝鮮は、「事件」を作り出して南北関係を緊張へと追いやってきた。金泳三(キム・ヨンサム)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の初期における2回の核問題の緊張、金大中(キム・デジュン)政権初期のミサイル発射などがそれだ。その度に北朝鮮は「瀬戸際外交」で危機を最大限に高めた後に、自らが望む成果を手にしてきた。
北朝鮮は李大統領が当選した時点では様子見の態度をとっていた。権浩雄(クォン・ホウン)内閣責任参事は、昨年12月21日に開城工業団地で開催された行事で韓国側の参加者に対し、「(李大統領が)南北協力の大きな流れを変ることはできるのか」と述べたという。北朝鮮は1月中旬に李大統領に対し、「責任のある両国関係者の会談」を非公式に打診し、拒絶されたりもした。
そのような中で新政府の北朝鮮政策は、金大中・盧武鉉政府とは方向性のまったく異なる路線であることが徐々に明らかになりつつある。「既存の南北協力事業の全面的な再検討」「北朝鮮に言うべきことは言う」という方式の強硬な基本政策が明らかになると、北朝鮮も強硬な姿勢へと転換したというのだ。治安政策研究所のユ・ドンリョル研究官は、「チェ・スンチョル統一戦線部副部長ら対南交渉推進派が最近姿を見せないのも、韓国に対する北朝鮮の対応姿勢の変化と関連があるのだろう」と述べた。
◆今後の動き
専門家は今月下旬から4月中旬が重要なヤマになる可能性が高いと予想している。
東国大のキム・ヨンヒョン教授は、「北朝鮮からのコメや肥料の要請と6カ国協議、4月に予定されている韓国の総選挙と韓米首脳会談などがカギになりそうだ」と語る。北朝鮮としては核開発の申告問題で米国との対立が続く状況で、新政府が総選挙で圧勝し韓米関係もさらに緊密化するのを最悪のシナリオと考えているはずだ。
韓国の情報当局者は、「状況が最悪の局面へと流れれば、西海(黄海)などで火遊びを行う可能性もあるだろう」と予想した。これについて別の専門家は、「北朝鮮が李大統領を直接名指しして非難したことはないため、局面が転換する余地も十分に残されている」との見方を示している。
韓国政府当局者は、「新政府もコメや肥料などの人道的支援は従来どおり行いたいとの立場をすでに表明している。しかし過去の政府のように、北朝鮮に一方的に引きずり回されることはないだろう」と述べた。
安勇荽(アン・ヨンヒョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
日本も「一方的に引きずり回されること」はもうないでしょう。
激しさ増す北朝鮮の韓国非難
北朝鮮が李明博(イ・ミョンバク)政権に対する様子見を終え、最近は本格的な攻勢に乗り出した。李大統領の当選と就任について当初は一言も言及しなかったことから、韓国に対する非難を自制しているかのような様子を示していたが、今月に入り韓米合同軍事訓練や韓国政府による北朝鮮人権問題への言及を契機に動きを変えた模様だ。北朝鮮は新政府に対する期待をあきらめたのか、あるいは再び特有の瀬戸際外交に乗り出したのだろうか。
◆徐々に高まりつつある新政府への非難
北朝鮮は先月中旬の時点では新政府を直接非難することはなく、せいぜい昨年の南北首脳会談での合意内容の実行を強調する程度だった。しかし先月29日に北朝鮮の立場を代弁する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙、朝鮮新報が「李明博大統領の対北朝鮮政策である“非核・開放3000”は非現実的で、北朝鮮についての無知から来る考え方だ」と非難に乗り出した。とりわけ北朝鮮は今月2日、韓米合同軍事訓練の「キー・リゾルブ」が開始されたのを契機に、「核戦争の火の雲が近づいている」(わが民族同士)、「高くついた反撃の味を知らしめる」(人民軍板門店代表部)などと物騒な表現を相次いで用いている。さらに韓国政府が3日に北朝鮮の人権問題を国連人権委員会という公開の場で取り上げたことから、北朝鮮の対南工作機関である祖国平和統一委員会が前面に出て、「南朝鮮の保守政権勢力は、ファッショ独裁政権の末裔(まつえい)だ」と激しく非難している。李大統領と韓国政府に対する北朝鮮政府レベルでの最初の非難だった。
◆非難が始まった原因
新政府発足後に新しく形成されつつある南北関係の枠において、「機先を制するため」と多くの専門家が分析する。韓国で新政府が発足するたびに北朝鮮は、「事件」を作り出して南北関係を緊張へと追いやってきた。金泳三(キム・ヨンサム)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の初期における2回の核問題の緊張、金大中(キム・デジュン)政権初期のミサイル発射などがそれだ。その度に北朝鮮は「瀬戸際外交」で危機を最大限に高めた後に、自らが望む成果を手にしてきた。
北朝鮮は李大統領が当選した時点では様子見の態度をとっていた。権浩雄(クォン・ホウン)内閣責任参事は、昨年12月21日に開城工業団地で開催された行事で韓国側の参加者に対し、「(李大統領が)南北協力の大きな流れを変ることはできるのか」と述べたという。北朝鮮は1月中旬に李大統領に対し、「責任のある両国関係者の会談」を非公式に打診し、拒絶されたりもした。
そのような中で新政府の北朝鮮政策は、金大中・盧武鉉政府とは方向性のまったく異なる路線であることが徐々に明らかになりつつある。「既存の南北協力事業の全面的な再検討」「北朝鮮に言うべきことは言う」という方式の強硬な基本政策が明らかになると、北朝鮮も強硬な姿勢へと転換したというのだ。治安政策研究所のユ・ドンリョル研究官は、「チェ・スンチョル統一戦線部副部長ら対南交渉推進派が最近姿を見せないのも、韓国に対する北朝鮮の対応姿勢の変化と関連があるのだろう」と述べた。
◆今後の動き
専門家は今月下旬から4月中旬が重要なヤマになる可能性が高いと予想している。
東国大のキム・ヨンヒョン教授は、「北朝鮮からのコメや肥料の要請と6カ国協議、4月に予定されている韓国の総選挙と韓米首脳会談などがカギになりそうだ」と語る。北朝鮮としては核開発の申告問題で米国との対立が続く状況で、新政府が総選挙で圧勝し韓米関係もさらに緊密化するのを最悪のシナリオと考えているはずだ。
韓国の情報当局者は、「状況が最悪の局面へと流れれば、西海(黄海)などで火遊びを行う可能性もあるだろう」と予想した。これについて別の専門家は、「北朝鮮が李大統領を直接名指しして非難したことはないため、局面が転換する余地も十分に残されている」との見方を示している。
韓国政府当局者は、「新政府もコメや肥料などの人道的支援は従来どおり行いたいとの立場をすでに表明している。しかし過去の政府のように、北朝鮮に一方的に引きずり回されることはないだろう」と述べた。
安勇荽(アン・ヨンヒョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
日本も「一方的に引きずり回されること」はもうないでしょう。
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