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サンティアゴ巡礼の道2

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/04/06 10:13 投稿番号: [2958 / 4504]
  3人はイライラをぶつけたり、慰め合ったりしながら歩き続けた。インギョンさんは「足の裏、ひざ、肩、太ももまで、痛くないところはないほど。でも夜が明け、再び歩き始めると、どこからか力がわいてきた。今回の旅で30代後半から50代の夫婦まで30人余りの旅行者と出会い、話をした。それぞれ違う考えや人生を追求しながら歩いているのを見て、不思議な感じがした」と話す。
  結局、3人は800キロ全区間を最後まで歩くことはできなかった。インファさんは「余りにも辛く退屈で、“ズル”もした。14日目、カリオン・デ・カンポスからレオンまでの100キロはバスで移動した」と告白した。歩き始めてから1カ月が過ぎ、目的地に到着したときには、幸福感で胸がいっぱいになったという。
  インへさんは「韓国に戻るとき、リュックに入れていた食べ物はほとんど残っていなかった。首にかけていたネックレスも、ベストも、シャツもどこかへ置いてきてしまった。残ったのは目的地に到着したときに身に着けていたものがすべてだった。わたしたちに本当に必要なものが何で、分け合うことがどれほど大切かということを知った」と話した。
  3人は今回の旅で、「サンティアゴ巡礼の道」は決して幻想的でも奇跡的でもないことを知った。歩く人たちに対し真剣に考える余裕を与えるというよりは、肉体的な苦痛だけを与えるなど、極めて現実的ですらあると話す。しかし「今回の旅で、歩かなければ足跡を残すことができないように、努力しなければ何も得るものはないと実感した」という。
  2005年までこの道を歩いた韓国人旅行者は10人程度しかいなかったという。しかし最近、この道がメディアで紹介されたことにより、一般人にも広く知られるようになった。「巡礼の道」としてだけではなく、誰もが自由に歩きながら人生を振り返る地として紹介され、名所として注目を浴びることになった。そのほか、06年にここを訪れた女性旅行家のキム・ヒョソンさんやキム・ナムヒさんが相次いで本を出したことにより、女性の間で少なくない反響を呼んだ。

チョン・ビョンソン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


>自暴自棄になって歩いていると、不思議な感動が体の中に広がってきます。

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