イアン・ブルマ氏
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/10/23 04:51 投稿番号: [2695 / 4504]
「韓日連帯で中国とのバランスを取るべき」イアン・ブルマ氏(1)
米ニューヨーク州バード大学院教授のイアン・ブルマ氏(56)は外交専門誌「フォーリン・ポリッシュ」が選んだ「08年世界100大知性」だ。ブルマ氏はニューヨーク タイムズ、フィナンシャルタイムズなど有力メディアに幅広いテーマのコラムを寄稿している。東アジアに対するブルマ氏の見解を知るため、電話でインタビューを行った。
自身の著書「アムステルダム殺人事件」(06年)ではオランダ社会で‘寛容’が持つ意味を取り上げた。すべての葛藤は寛容の不在からくるという考えから、まず寛容の定義を問うた。ブルマ氏は「法を犯さない限り、人は望み通り話したり考えたりする行動を認める」と提示した。
−−寛容と民主主義はどういう関係か。
「寛容がない民主主義はない。しかし民主主義のない寛容は可能だ」
−−寛容で有名な国のフランスは実際に寛容的なのか。イスラム教を信じる移民者問題で寛容の伝統が崩れているのでは。
「フランスは今も寛容的な国だ。ただ、国家理念が世俗主義(secularism)というのが問題を起こす可能性がある。フランスは特定宗教の集団的権利を認めない。フランスのイスラム信者は集団的な権利を望む」
−−米国はどうか。
「米国でもイスラムは寛容の対象だ。葛藤はむしろ宗教人と非宗教人の間に生じている。宗教がさらに重要な役割をすべきだと信じるキリスト教徒はイスラム教に対して同じ宗教人として好意的な側面もある」
−−中国の浮上は米国のヘゲモニーを脅かすのか。
「米国の経済体制に問題があるのは事実だ。しかし中国にはもっと大きな政治的問題がある。中国のように統制された体制でも人間の欲は葛藤を起こす。米国の衰退と中国の浮上がサッカー試合のようなゼロサムゲームで進行することはないだろうが、その過程は非常に複雑になるだろう」
−−中国の浮上で崩れる北東アジア勢力の均衡のために韓国と日本が同じ民主国家として連帯するのはどうか。
「そういう連帯が必要だ。アジアを一つの国が支配するのは望ましくない。韓国と日本だけでなく東南アジアや米国を引き込むことも可能だろう。日本を拘束する効果もある。日本の右傾化を防ぐということだ。ヨーロッパの統合もドイツ民主主義に前向きな役割をする」
−−こうした連帯は中国の反発を招くのでは。
「連帯の運用によって変わるだろう。反中国の性格を帯びてはいけない。中国も韓国と日本が同じ民主国家として共通の利益があるということを認めなければならない」
−−日本には過去に自国が起こした戦争に対する罪の意識(war guilt)がなく、韓国・日本の連帯を妨げる主要原因の一つとなる。ドイツと違うが、なぜそうなのか。
「ドイツでは執権勢力の交代があったが、日本の場合、帝国主義時代の官僚がほとんど自分の領域を守った。日本では過去の歴史はまだ解決されていない政治的な問題だ。罪の意識を持っているのは左派だが、それは少数だ」
−−韓国と日本の政治的な未来は。
「韓国政治のほうが元気だ。韓国政治の未来が明るいのは政党間で政権をやり取りしているからだ。1970年代に世界の人々は儒教文化を取り上げながら、韓国で民主主義が達成されるにはさらに数十年かかると考えていた。しかし韓国は民主化された。日本は政治的に枠にはまった現状を維持している。本当の権力移動がないばかりか、官僚の力が非常に強い」
−−韓半島の統一についてはどう考えているか。
「統一は北朝鮮政権の崩壊で急激に進むだろう。統一は韓国一国では耐えられない。日本・中国・米国の協力が必要だ。韓国内部では、日本と米国が韓半島統一を望んでいないという見解がある。米国と日本が望むのは地域の安定と安保を脅かさない‘秩序ある’韓半島統一だ。統一自体は望まないわけではない。現状維持を望むのは中国だ」
−−誰が次期米大統領に当選するのが韓国に有利か。
「誰になろうと、韓米関係や朝米関係に特別な政策上の変化はないと思う。両候補の政策の間には修辞的な差があるだけだ。オバマ氏が当選した場合、米国のイメージが韓国内で改善されると考える。マケイン氏はより強硬に見えるが、これもやはり修辞的なものだろう」
中央日報 Joins.com
2008.10.22 16:39:33
この人、まともなのは名字だけだな。
米ニューヨーク州バード大学院教授のイアン・ブルマ氏(56)は外交専門誌「フォーリン・ポリッシュ」が選んだ「08年世界100大知性」だ。ブルマ氏はニューヨーク タイムズ、フィナンシャルタイムズなど有力メディアに幅広いテーマのコラムを寄稿している。東アジアに対するブルマ氏の見解を知るため、電話でインタビューを行った。
自身の著書「アムステルダム殺人事件」(06年)ではオランダ社会で‘寛容’が持つ意味を取り上げた。すべての葛藤は寛容の不在からくるという考えから、まず寛容の定義を問うた。ブルマ氏は「法を犯さない限り、人は望み通り話したり考えたりする行動を認める」と提示した。
−−寛容と民主主義はどういう関係か。
「寛容がない民主主義はない。しかし民主主義のない寛容は可能だ」
−−寛容で有名な国のフランスは実際に寛容的なのか。イスラム教を信じる移民者問題で寛容の伝統が崩れているのでは。
「フランスは今も寛容的な国だ。ただ、国家理念が世俗主義(secularism)というのが問題を起こす可能性がある。フランスは特定宗教の集団的権利を認めない。フランスのイスラム信者は集団的な権利を望む」
−−米国はどうか。
「米国でもイスラムは寛容の対象だ。葛藤はむしろ宗教人と非宗教人の間に生じている。宗教がさらに重要な役割をすべきだと信じるキリスト教徒はイスラム教に対して同じ宗教人として好意的な側面もある」
−−中国の浮上は米国のヘゲモニーを脅かすのか。
「米国の経済体制に問題があるのは事実だ。しかし中国にはもっと大きな政治的問題がある。中国のように統制された体制でも人間の欲は葛藤を起こす。米国の衰退と中国の浮上がサッカー試合のようなゼロサムゲームで進行することはないだろうが、その過程は非常に複雑になるだろう」
−−中国の浮上で崩れる北東アジア勢力の均衡のために韓国と日本が同じ民主国家として連帯するのはどうか。
「そういう連帯が必要だ。アジアを一つの国が支配するのは望ましくない。韓国と日本だけでなく東南アジアや米国を引き込むことも可能だろう。日本を拘束する効果もある。日本の右傾化を防ぐということだ。ヨーロッパの統合もドイツ民主主義に前向きな役割をする」
−−こうした連帯は中国の反発を招くのでは。
「連帯の運用によって変わるだろう。反中国の性格を帯びてはいけない。中国も韓国と日本が同じ民主国家として共通の利益があるということを認めなければならない」
−−日本には過去に自国が起こした戦争に対する罪の意識(war guilt)がなく、韓国・日本の連帯を妨げる主要原因の一つとなる。ドイツと違うが、なぜそうなのか。
「ドイツでは執権勢力の交代があったが、日本の場合、帝国主義時代の官僚がほとんど自分の領域を守った。日本では過去の歴史はまだ解決されていない政治的な問題だ。罪の意識を持っているのは左派だが、それは少数だ」
−−韓国と日本の政治的な未来は。
「韓国政治のほうが元気だ。韓国政治の未来が明るいのは政党間で政権をやり取りしているからだ。1970年代に世界の人々は儒教文化を取り上げながら、韓国で民主主義が達成されるにはさらに数十年かかると考えていた。しかし韓国は民主化された。日本は政治的に枠にはまった現状を維持している。本当の権力移動がないばかりか、官僚の力が非常に強い」
−−韓半島の統一についてはどう考えているか。
「統一は北朝鮮政権の崩壊で急激に進むだろう。統一は韓国一国では耐えられない。日本・中国・米国の協力が必要だ。韓国内部では、日本と米国が韓半島統一を望んでいないという見解がある。米国と日本が望むのは地域の安定と安保を脅かさない‘秩序ある’韓半島統一だ。統一自体は望まないわけではない。現状維持を望むのは中国だ」
−−誰が次期米大統領に当選するのが韓国に有利か。
「誰になろうと、韓米関係や朝米関係に特別な政策上の変化はないと思う。両候補の政策の間には修辞的な差があるだけだ。オバマ氏が当選した場合、米国のイメージが韓国内で改善されると考える。マケイン氏はより強硬に見えるが、これもやはり修辞的なものだろう」
中央日報 Joins.com
2008.10.22 16:39:33
この人、まともなのは名字だけだな。
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