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スリ取り締まり1

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/07/19 06:50 投稿番号: [273 / 1291]
記事入力 : 2009/07/18 16:57:46
ルポ:夏の夜の「抱きつきスリ」取り締まり現場
酔っぱらいを介抱するふりして財布奪う

犯罪多発地域で徹夜の張り込み

  「取り締まりというのは、一晩中あてどなく歩き回るもの。今日は絶対にある。こんな日は必ずあるんだ」
  夏の雨がしばしやんだ16日未明、ソウル・広津警察署強力(凶悪犯罪)第5班のクォン・グンウォン班長(51)は赤い目を両手でこすりながら、「雨が降り続いたこの1週間は一人も捕まえられなかった。今日は捕まえなければ」とつぶやいた。同じ班のソ・ジュワン刑事(37)は「今夜は暑くも寒くもないし、ジメジメしているから、外で寝る人が多いだろう」と語った。
  広津署強力第5班は、今年4月から毎週4−5日ずつ、徹夜の取り締まりを続けている。路上で寝る酔っぱらいの財布を盗む「抱きつきスリ」を捕まえるのが主な仕事だ。班員5人が2組に分かれ、午前1時から6時まで、ソウル市内の広津区・城東区・中浪区、京畿道九里市・城南市一帯を一晩で平均100キロも移動し、現行犯を逮捕する。
  抱きつきスリとは、酒に酔った人を介抱するふりをして財布を奪うスリのことだ。介抱ドロともいう。一時、「アリランスリ」とも呼ばれていたが、「(韓国の代表的な歌でもある)アリランのいい意味に傷をつける」という抗議が相次ぎ、現在の用語が使われるようになった。抱きつきスリは春から徐々に増え始め、路上で寝る人が多くなる7−10月に最も頻発する。
  班員らはこの日午前1時30分ごろ、6ミリビデオカメラ・望遠鏡・無線機などを手に、ミニバン2台に乗り込んだ。クォン班長とイ・ドンウク刑事(35)は城南方面に向かった。ソ刑事とパク・ソミン刑事(32)は午前1時40分から50分ごろ、地下鉄の建国大学入り口駅に到着した。この辺りは居酒屋からふらふらと出てくる人、寄り添う男女であふれている。
  繁華街を歩いていると、徐々にネオンサインが消え、千鳥足で一人歩く酔っぱらいがポツポツと現れ始めた。君子駅周辺で、路上にうずくまり座っている人だけで4人いた。聖水大橋の下では酔っぱらい5人が橋脚のそばのベンチに一人ずつ、エビのように体を丸めて寝ていた。
  助手席に座っていたソ刑事は辺りを入念に見回し、「毎晩この近くを巡回していると、いつも見かける人物が3−4人いる」と語った。抱きつきスリたちだ。彼らは主に自転車やオートバイに乗って周辺をうろつき、「カモ」を狙う。
  午前2時10分ごろ、彼らは聖水大橋近くの雑居ビルの前にいた。白いパンツに黒いTシャツを着た印刷所勤務の男性(38)がベンチで何も知らず寝ていた。


2に続きます。
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