日本は何故、反省しないのか?

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唐人行―その隠れた歴史−8

投稿者: ilkuji_99 投稿日時: 2006/03/28 16:09 投稿番号: [55986 / 60270]
「女衒」はとても特別なある人の自叙伝を基にして作った映画だった。1960年に出版された「村岡伊平治の自叙伝」がある。当時この本が出版されたとき一部史学者たちを除外しては一般人にはそれほど大きな注目は受けられなかった。しかしながらこの本に出る内容が内容なので近代史を研究している学者たちやアジア歴史に関心の多い日本人にはとても重要な資料だった。また今日の経済大国としての日本を覗くのにその基礎になる本でもある。なぜなら今まで語った東南アジアのからゆきたちの話がそっくりそのまま村岡伊平治の自叙伝に出るからだ。村岡伊平治。彼自身が少女たちを誘拐し東南アジアへ輸出した張本人だったのだ。したがって彼が書いた本には日本の娼婦と農村少女たちの海外輸出記録が詳しく出ている。

村岡伊平治自身も13才に父親と死別し八名の家族を食わせるためにあれこれ何でもやっていた途中、香港へ渡ったという。そこで彼は数年間浮浪者生活をした後、日本に帰ってきて農村の少女を買ったり或いは誘拐して海外に出させる仕事をした。彼の本によると、誘拐をしても後で事故の起こさない少女たちのみ選んで送ったという。文字の読めない少女、最大限年齢の低い少女、家族は多いけどとても貧乏な家の娘たちを集中的に誘拐をしたという。彼は自叙伝で当時数万名のからゆきの収入は、今日の日本を成立させる原動力になったと結論を下ろしている。今村監督はこの村岡伊平治の自叙伝を基に映画を作った。したがって内容は当然村岡伊平治とからゆきに関することになる。そこで日本人たちは驚愕せざるを得なかったのだ。自分たちのルーツに何か臭い匂いがするので・・・

反対に東南アジアに売られて行ったからゆきが書いた手記もある。1907年に創刊された女性啓蒙誌「世界婦人」11号には「社会暗黒面の研究ー密航婦誘拐」という記事の中にある女性が誘拐され海外で強制に売春をするまでの内容を詳細に記録している。そうかというと日本が第2次世界大戦で負けて経済復興の為に大躍進を重ねていた1967年に発刊された雑誌「20世紀」10月号には「生きているからゆきさん」という題名のインタービュー記事が載っている。1886年に生まれ当時83才だった唐ゆき出身のお婆さんの証言によると彼女は16才のとき密航船の貨物倉の中に入れられ半分死んだ状態で外国に引っ張られたそうだ。彼女は引っ張られながらも強姦をされ、朝鮮を通じて香港で体を売ったという。このように日本の為政者たちにより東南アジア全地域に日本という種を蒔いた母胎の日本女性たち。

韓国人たちに日本の輸出品第1号が何かと聞くと大部分の人たちは自信持って「トランジスターラジオ」または「ソニーカセット」と答える。でもこれはとんでもない答えだ。トランジスターラジオやソニーカセットは日本の為政者たちが自分たちの決してきれいではない恥ずかしい経済史を隠すために対内外的に包んだ商品にすぎない。本当の日本輸出品第1号は日本女性たちである。それは正に売春だった。それを足場にして経済復興を起こし今日の世界的な経済大国になり、その基盤を基礎に東南アジアを飲み下したが食滞し、吐き出したのだ。

(続き)
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