日本は何故、反省しないのか?

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>清国と朝鮮と同盟ーーその2

投稿者: shinkuuboakagi 投稿日時: 2001/01/19 03:06 投稿番号: [471 / 60270]
戦前の軍人(の一部)は朝鮮人をどう思っていただろうか、ということについてのひとつの資料。

昭和6年(1931年)の満州事変のあと、青森の部隊が北海道の部隊と交代するために昭和9年3月末に満州を引き揚げる。

「・・・一般の見送りもなかった。事変当初熱狂して出迎えた奉天の日本人市民も冷淡だった。兵隊達も、もう居留民の権益保護のためなら来ないよといっていた。
「その兵隊達にもただ一つ思いがけない見送りがあった。それは吉敦線の、山峡の寒村、名月溝の駅でだった。最初は気がつかないくらいのささやかな見送りだった。
「若い朝鮮人の女の先生に引率された2,30人の朝鮮人学童達だった。こざっぱりした朝鮮服を着て、手に手に手製の日の丸の小旗を持ち、まだ盛り土のかたまっていないプラットホームに行儀よく列んでいた。
「その学童達が汽車が停まっているあいだじゅう、先生の指揮で、すこし片言だったが、君が代を歌い、日本の学童と同じ唱歌を歌った。
「朝鮮の歌に合わせて踊りもおどった。踊りは停車時間が思ったよりも長かったので、先生が急に思いついた余興らしかった。

「これが長いあいだ満州で闘った兵士に対する、満州で出会っただ一つの心からの見送りだった。
「兵士達は窓から声をかけていた。おまえ達のためなら何度でもくるよ、と。」

  末松太平   「私の昭和史」(みすず書房)
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