よく読めよ(笑)
投稿者: guiseinoyuu 投稿日時: 2005/04/04 13:55 投稿番号: [45420 / 60270]
http://www.sankei.co.jp/news/morning/04iti003.htm
前編
【日本よ】石原慎太郎 西欧人のずるさ
最近の国際問題の中でEUがかねがね禁輸の体制をとっていた中国への武器の輸出の解禁を考え出したというニュースほど不愉快なものはない。EUといってもフランスに始まって限られたいくつかの国々だろうが、彼等が日頃説く人道主義だの平和の理念と一体どこでどう整合するのか、矛盾極まりない話だ。
彼等が本気でそんな魂胆を抱いているとするなら、イラクに対するアメリカの姿勢への非難などおよそ当たらぬことにもなる。それは増強の一途をたどる軍事力を背景にしての中国の危険な覇権主義を無視しての、いたずらの経済営利に依るもの以外の何ものでもない。危うい矛盾を抱えたままの膨張を続ける中国経済のただ図体の大きさに目がくらんでの武器の売りこみは、結果として東アジアにさらなる政治的軍事的不安定をもたらし、下手をすると世界全体を巻きこむ混乱を誘致しかねない。
共産党政権の独善性なるものが過去にいかに非人道的な暴挙を敢えて行ってきたかは、冷戦構造下ソヴィエトがハンガリー、チェコスロバキア、そしてアフガンにおいても何をしてきたかを見れば明らかなことだ。そしてすでに中国共産党政権は一方的な軍事力の誇示の下にチベットを併合し、さらに狂気に近い軍拡を行うことで軍に支えられながらその独裁を維持し日本やフィリッピン、ベトナムの海上領土の領有権を唱え続け、実効支配への試みを遂げつつある。
ヨーロッパを主な舞台とした冷戦は終結したが、すでに核まで保有してしまったテロ国家の北朝鮮とそれを支持する中国の存在はこの東アジアにおいて、実は冷戦時代以上の緊張を我々にもたらしている。この段にいたって、その元凶である中国にEUはヨーロッパの意思として武器の禁輸を解除しようという。これは世界が時間的空間的に狭小になった今日の時点でもはや認識不足などということではすまされぬ、卑しさという以外にない。
他人の危険、実はそれは優に我が身にも及ぶことなのに、それを無視して己の儲けのためなら他はどうなってもいいという魂胆は見え見えで、フランスなどという国は過去に中近東のある紛争の折、大統領が出向いていって平和を説いてみせたすぐその後、今度は首相が出かけていってフランス製の武器を売りこむなどという破廉恥をぬけぬけと行った国でもある。
前にも記したが中国の産業経済は産業の工程の上流たる、新製品開発のための発想力もなく、ましてそのための新しい技術の開発能力もありはしない。あるのはただ中流の、労働組合も許されぬ非人間的条件下でのチープレイバーの多量生産体制だけでしかない。ちなみに下流の、自国製品の世界的販路での宣伝流通能力もありはしない。アメリカで実はもう本質的需要の無くなったIBMを、四、五番煎じで中国が買ったのもその証左に他ならない。
前編
【日本よ】石原慎太郎 西欧人のずるさ
最近の国際問題の中でEUがかねがね禁輸の体制をとっていた中国への武器の輸出の解禁を考え出したというニュースほど不愉快なものはない。EUといってもフランスに始まって限られたいくつかの国々だろうが、彼等が日頃説く人道主義だの平和の理念と一体どこでどう整合するのか、矛盾極まりない話だ。
彼等が本気でそんな魂胆を抱いているとするなら、イラクに対するアメリカの姿勢への非難などおよそ当たらぬことにもなる。それは増強の一途をたどる軍事力を背景にしての中国の危険な覇権主義を無視しての、いたずらの経済営利に依るもの以外の何ものでもない。危うい矛盾を抱えたままの膨張を続ける中国経済のただ図体の大きさに目がくらんでの武器の売りこみは、結果として東アジアにさらなる政治的軍事的不安定をもたらし、下手をすると世界全体を巻きこむ混乱を誘致しかねない。
共産党政権の独善性なるものが過去にいかに非人道的な暴挙を敢えて行ってきたかは、冷戦構造下ソヴィエトがハンガリー、チェコスロバキア、そしてアフガンにおいても何をしてきたかを見れば明らかなことだ。そしてすでに中国共産党政権は一方的な軍事力の誇示の下にチベットを併合し、さらに狂気に近い軍拡を行うことで軍に支えられながらその独裁を維持し日本やフィリッピン、ベトナムの海上領土の領有権を唱え続け、実効支配への試みを遂げつつある。
ヨーロッパを主な舞台とした冷戦は終結したが、すでに核まで保有してしまったテロ国家の北朝鮮とそれを支持する中国の存在はこの東アジアにおいて、実は冷戦時代以上の緊張を我々にもたらしている。この段にいたって、その元凶である中国にEUはヨーロッパの意思として武器の禁輸を解除しようという。これは世界が時間的空間的に狭小になった今日の時点でもはや認識不足などということではすまされぬ、卑しさという以外にない。
他人の危険、実はそれは優に我が身にも及ぶことなのに、それを無視して己の儲けのためなら他はどうなってもいいという魂胆は見え見えで、フランスなどという国は過去に中近東のある紛争の折、大統領が出向いていって平和を説いてみせたすぐその後、今度は首相が出かけていってフランス製の武器を売りこむなどという破廉恥をぬけぬけと行った国でもある。
前にも記したが中国の産業経済は産業の工程の上流たる、新製品開発のための発想力もなく、ましてそのための新しい技術の開発能力もありはしない。あるのはただ中流の、労働組合も許されぬ非人間的条件下でのチープレイバーの多量生産体制だけでしかない。ちなみに下流の、自国製品の世界的販路での宣伝流通能力もありはしない。アメリカで実はもう本質的需要の無くなったIBMを、四、五番煎じで中国が買ったのもその証左に他ならない。
これは メッセージ 45418 (shibural7 さん)への返信です.